新木優子、3か月のタイ生活で成長実感 「生きていけるか」不安も自給自足の生活で「自信になった」
俳優の新木優子が26日、都内で行われたAmazon Original映画『不都合な記憶』配信記念イベントに伊藤英明とともに登壇。3か月に渡るタイでの長期ロケを振り返った。
「本当に充実した時間でした」と回想
俳優の新木優子が26日、都内で行われたAmazon Original映画『不都合な記憶』配信記念イベントに伊藤英明とともに登壇。3か月に渡るタイでの長期ロケを振り返った。
本作は、日本アカデミー賞最多8冠を獲得した『ある男』の石川慶が監督と脚本を務めるサイコパスサスペンス・ロマンス。新木は伊藤演じる狂気的で歪んだ愛をぶつける男性・ナオキの妻・マユミに扮する。
西暦2200年の未来が舞台の本作。タイの広大なスタジオに大掛かりなセットを組んで撮影が行われた。新木は「びっくりするぐらい大きなスタジオで、監督の描いている宇宙を体現できました」とスケールの大きな撮影だったことを明かした。
そのため約3か月間、タイに長期滞在しての撮影となった。新木は「いままで私自身、海外に長期滞在したことがなかった」と語ると「最初はこんなにも日本食から離れたことがなかったので、生きていけるのだろうか」と不安に感じたこともあったという。
しかし新木は「滞在しているホテルの近くに日本食を売っているスーパーがあったので、撮影がお休みのときは、食材を買い込んでホテルのキッチンでご飯を作っていました」と当時を振り返ると「自給自足的な生活。異国の地でより人間味あふれる生活を送ることができた。いろいろなことで自信にもなったし、成長もできたと思います」と笑顔を見せた。
さらに休日は現地の方から過ごし方を提案してもらったようで「ピンクの象も見に行けましたし、本当に充実した時間でした」としみじみ語っていた。
また新木は「宇宙に持って行きたいもの」というお題に「カメラ」と回答。伊藤が地球に住めなくなったという前提で「植物の種」と回答しているのを受け「私はまだ地球でも人が住んでいるという設定でした。だからこそ自分の生きた証をカメラに収めたいと思って……」と真意を説明していた。