映画『サラリーマン金太郎』が令和に復活 3代目・金太郎は鈴木伸之「演じていて爽快感を感じました」

俳優の鈴木伸之が新たに映画化される『サラリーマン金太郎』で主演を務めることが27日、発表された。新たな金太郎の誕生を告げる【暁】編(2025年1月10日公開)と、金太郎が日本を牛耳る巨大利権に立ち向かう【魁】編(25年2月7日公開)の前後編2部作にて連続公開される。また併せて、ティザービジュアルも解禁となった。

映画『サラリーマン金太郎』ティザービジュアル
映画『サラリーマン金太郎』ティザービジュアル

来年1月、2月に2部作が連続公開

 俳優の鈴木伸之が新たに映画化される『サラリーマン金太郎』で主演を務めることが27日、発表された。新たな金太郎の誕生を告げる【暁】編(2025年1月10日公開)と、金太郎が日本を牛耳る巨大利権に立ち向かう【魁】編(25年2月7日公開)の前後編2部作にて連続公開される。また併せて、ティザービジュアルも解禁となった。

 原作マンガはシリーズ累計発行部数3000万部。平成の世を駆け抜けた伝説のサラリーマンが令和の日本に帰ってきた。人気マンガ家本宮ひろ志が22年にわたって描き続けた『サラリーマン金太郎』は、これまでにも高橋克典、永井大の主演でテレビドラマ化や映画化されてきた。そして連載開始から30年を経て、破天荒な“元ヤン”サラリーマン、矢島金太郎の三代目に鈴木伸之が就任。膠着した令和の日本に、そして混沌とした世界に新風を巻き起こす。

 しかも今作は2部作仕立て。まだ新米サラリーマンの若者から管理職の重責を知るベテランまで、誰もがそれぞれのポジションで感じている現実の壁を、鈴木伸之=金太郎が痛快&爽快に突き破ってくれる。しかし原作マンガや過去の映像化のころとは時代が変わり、多くの価値観が刷新され、コンプライアンスは厳しくなった。元暴走族のヘッドでマグロ漁師からサラリーマンの世界に飛び込んだ金太郎は、果たして昔ながらの行動力や腕っぷしを武器に信念を貫き通すことができるのか? 譲れないものは絶対に譲らない勇猛さは変わらないが、時の流れに沿ってアップデートを重ね、過去最高にフレッシュさを感じさせるキャラクター、金太郎が誕生した。

 金太郎を取り巻く、登場人物たちもクセの強さを競い合うような濃い顔ぶれが揃っており、その他のキャスト陣は後日発表となる。

■主演・鈴木伸之のコメント

矢島金太郎役を務めさせていただきます鈴木伸之です。お話をいただきとても感謝しています。脚本から滲み出るキャラクターの芯の強さを大切にしながら、言葉一つ話すのも難しく感じてしまうこのご時世に型破りに突き進んでいく令和版金太郎を演じていてとても爽快感を感じました。時代と逆行する金太郎が社会とどう対峙していくのか見届けていただけたら嬉しいです。毎日喉が枯れヘトヘトになって帰路についた日々が懐かしいです。力余すことなく挑戦した作品です。皆様に少しでも愛される作品になりますように。

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