俳優の竜星涼と八木莉可子がダブル主演を務め、10月5日にスタートする日本テレビ系連続ドラマ『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』（土曜午後10時）の最新本編映像が、26日に日テレドラマ公式YouTubeとドラマ公式SNSで公開された。

　同作は、日テレ系ドラマ『大病院占拠』『新空港占拠』『ボイス 110緊急指令室』のチームが結集したオリジナル作品で、父の命を奪われた兄妹による、巨悪犯罪組織への命を懸けた復讐（ふくしゅう）劇。竜星と八木が演じる兄妹の父親・貴司が警察官としての勤務中に何者かに殺害され、犯人が日本最大級の特殊詐欺組織“幻獣”の幹部である事を知る。竜星演じる兄の渡良瀬貴一（わたらせ・きいち）は元警察官で正義感と行動力にあふれ、八木演じる妹の渡良瀬優貴（わたらせ・ゆき）は国立大学に通うエンジニアで優秀なホワイトハッカー。2人は父の仇を討つと決意し、お互いの特技をいかしながら組織に潜入し巨悪と対峙する。

　公開された映像には、兄妹の新たな潜入シーンだけでなく、隠された特殊詐欺組織“幻獣”の5人の幹部――鳳凰、青龍、朱雀、白虎、玄武の動く姿が初めて映像として公開された。

　第1話は5年前の様子からスタート。警察官だった貴一（竜星）は、高校生ながらホワイトハッカー大会で準優勝した妹･優貴（八木）を父と共に祝うはずだった。しかし父・貴司（半田周平）が正体不明の人物に殺害されてしまう。母を早くに亡くしている兄妹にとって、父はかけがえのない存在だった。事件の日から笑顔を失ってしまった優貴のためにも復讐（ふくしゅう）を誓う貴一は、犯人の手の甲に刻まれていた“鳳凰”のタトゥーを手掛かりに、その正体を追い始めた。

　それから5年が経過し、警察を辞めた貴一と天才ホワイトハッカーとなった優貴は、あらゆる詐欺を手掛ける凶悪な犯罪組織『幻獣』にたどり着く。被害総額120億円以上。そのトップに君臨する“鳳凰”の正体を突き止めるため、兄妹は身分を偽って『幻獣』に潜入。組織の一員となって鳳凰に近づこうとする。「バレたら一発、即 ジ･エンド」の潜入エンターテインメントがスタートする。