妻夫木聡、台湾は「第二の故郷」 観光庁のアンバサダー就任「シンプルに観光したい」
俳優の妻夫木聡が25日、都内で行われた「台湾観光庁 新アンバサダー就任式」に出席した。就任の喜びや台湾にまつわるエピソードなどを語った。
俳優業の“欲”についても明かす「僕自身の知識や経験をなくしてしまいたい」
俳優の妻夫木聡が25日、都内で行われた「台湾観光庁 新アンバサダー就任式」に出席した。就任の喜びや台湾にまつわるエピソードなどを語った。
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台湾観光庁は、多様な体験ができる台湾の新たな観光誘致プロモーション、過去に台湾での撮影経験もあり、台湾好きとしても知られる妻夫木を同庁の新アンバサダーに任命した。妻夫木は、台湾観光PRのCMなどに出演する。
アンバサダー就任について妻夫木は「本当に光栄なお話。台湾という場所は、第二の故郷のように思っている場所なので、この話が来たときは本当にうれしかったです」とニッコリ。台湾観光に行きたい相手を問われて「台湾の友達に会いに行くことが多い。台湾の面白さを、日本の友達と一緒に分かち合いたい。皆さんが行くようなところに僕、意外と行けてないような気がして。台湾をシンプルに観光したいというのはあるかもしれないです」と答えた。
台湾での撮影の旅を振り返って、フリップで「放心欲」と紹介。「造語になってしまうかもしれませんが、心を満たすということのほうがずっと台湾に対して思っていたことだったんですけど、今回はどちらかというと癒やしのほう。東京の忙しい町の中でもみくちゃになった頭を、放心させてくれる。1回ゼロにリセットしてくれる体験だった。それがすごく感じられる旅だった。それで『放心欲』をチョイスさせて頂きました」と話した。
また、俳優業で開放したい欲を問われて「日々違う役に挑戦する中で、僕自身のしてきた経験や知識に助けられる場面もあるんですけど、それをなくしてしまいたいと思う瞬間もあったりする。純粋に、その人物になりきるために、自分という自我にとらわれずに、純粋にその人物として生きるためにどうすればいいか、なんていつも思ったりする。もっともっと頭で考えずに、その人物として生きられるような、自分をもっと開放できるような欲というものを今求めているかもしれないです」と語った。
会場では、妻夫木が台湾の朝食の食レポに挑戦した他、アンバサダー就任を記念した任命書や名刺などを授与された。