SHOWROOM・前田裕二社長、コロナ禍も「前向きに」 “アフターコロナ”の働き方を熱弁
ニッポン放送は24日、ニッポン放送ホリデースペシャル「NTT 東日本 presents アフターコロナの新しい働き方」(午後1時~3時)を放送。SHOWROOM株式会社・代表取締役社長の前田裕二氏をゲストに迎えて、“アフターコロナ”の働き方や新しい時代のビジネスのヒントを紹介した。
ニッポン放送ホリデースペシャル「NTT 東日本 presents アフターコロナの新しい働き方」にゲスト出演
ニッポン放送は24日、ニッポン放送ホリデースペシャル「NTT 東日本 presents アフターコロナの新しい働き方」(午後1時~3時)を放送。SHOWROOM株式会社・代表取締役社長の前田裕二氏をゲストに迎えて、“アフターコロナ”の働き方や新しい時代のビジネスのヒントを紹介した。
同番組の午後1時台のゲストとして登場した前田氏。コロナ禍での働き方について問われると、「働き方がまるで変わった。多くの仕事は、デジタル完結が前提となった」と話し、昨今増えている“リモート”でのやりとりの増加について、「オンライン中心のコミュニケーションは見かけ以上に難易度が高く、急激に“言葉の重要性”が増している」との認識を示した。
また、「調べ物をしたり、本を読んだり、映画を見たり、など、外部からの刺激や学びを体内に注入する時間が増大した。一見マイナスと思える事に対して、クイズを解く感覚でプラス転換を仕掛ける解釈力こそ、いま我々に問われているのではないか」と、コロナ禍においても、状況を前向きにとらえていく姿勢の重要性を語った。
続いて、「エンターテインメントの新しい働き方」について触れた前田氏は、「今、従来の半減以下と言われてるリアルエンタメの落ち込みは、デジタルとの融合によって、元通りの100%はおろか、300とか500、果ては1000%などといった異次元の規模にまで成長し得る。エンタメは、このショックを機に、むしろ過去のやり方を大きく塗り替え、強く進化していく事ができるはず。ポイントは、リアルの価値をそのまま代替しないこと。デジタルならではの全く新しい価値を作ることだ。」と熱い気持ちを述べた。
番組ではコロナ禍での働き方の変化について、リスナーからのメールも数多く紹介。新型コロナウイルスの影響で通常、対面で実施していた料理教室をオンラインで実施したという農家のメールに対し、前田氏は「素晴らしい。“自宅のキッチンにいながら”参加できる料理教室というのは極めて実践的。これこそ、デジタルならではの新しい価値を乗せていると言えるし、非常にうまくコロナに順応されている」と絶賛した。