松平健、エミー賞18冠『SHOGUN 将軍』真田広之を称賛 「やっぱり時代劇をよく知っている真田さんがプロデュースされてる」

俳優で歌手の松平健が22日、「文京区交通安全区民のつどい」(東京・文京シビックホール)に登壇。交通事故防止を呼びかけた。

文京区のイベントにゲスト出演した松平健【写真:ENCOUNT編集部】
文京区のイベントにゲスト出演した松平健【写真:ENCOUNT編集部】

交通ルールの遵守訴え 「まだお酒飲んで運転する人がいるのかな」

 俳優で歌手の松平健が22日、「文京区交通安全区民のつどい」(東京・文京シビックホール)に登壇。交通事故防止を呼びかけた。

 21日から秋の全国交通安全運動が始まり、交通ルールの遵守や正しい交通マナーの実践が啓発されている。警視庁音楽隊により、代表曲の『マツケンサンバII』が演奏されると、思わず口ずさんだ松平は、「今高齢者の方の交通事故が多くなっている。こういったイベントが、もっとあちこちで開催されるといい。これだけ飲酒運転の事故が起きているのに、まだお酒飲んで運転する人がいるのかなと大変悔しく思っています」と訴えた。

 ドライブも趣味という70歳の松平は、自身の運転について、「近所、買い物ですね。あんまり遠出はしない」と説明。それでも、自転車が急に飛び出したり、逆走する場面に遭遇したことがあり、「自転車の方が赤信号でもまだ通る人がいる。車を運転している側から見ると本当に危ない」と注意喚起した。

 元テレビ朝日アナウンサーの保坂正紀さんとのトークでは、今年50年の節目を迎えた芸能生活についてもたっぷりと語った。

 芸名「松平健」の由来については、「これはまだ劇団にいる時、ドラマに出たんですけど、その時のプロデューサーがつけてくれた」と回顧。代表作『暴れん坊将軍』の徳川家にゆかりのある「松平」の命名は「偶然なんですよね。私も三河出身なので、それで松平かなと思ったんですけど、そのプロデューサーいわく当時バレーボールの監督で松平(康隆)さんという監督がいた。有名だったので、その松平って言われました」と明かした。「健」は名優・高倉健から取られており、「最初は松平っていうのはすごい重たい名前だなと思っていました。すぐ慣れましたけど」と苦笑いを浮かべた。

 今年は舞台や書籍の発売、さらに30日にスタートするNHK連続テレビ小説『おむすび』では朝ドラ初出演を果たすなど、多方面で活躍している。「いろんな企画を出していただいて、自分でも想像つかないことが多かった。SNSで急に広まったりして、思いもよらないことが随分あった。自分自身でもびっくりしていますね。マツケンサンバIIにしても、急に若い人たちが応援してくださった。今もコンサートで回っていますけど、本当に若い方が増えて驚いています」と反響を受け止めた。

交通ルールに関するゲームを行った【写真:ENCOUNT編集部】
交通ルールに関するゲームを行った【写真:ENCOUNT編集部】

「やっぱり時代劇をよく知っている真田さんがプロデュースされてる」

 一方で、『SHOGUN 将軍』で米国テレビ界の“アカデミー賞”とも言われるエミー賞18冠を成し遂げた真田広之について問われると、「すばらしいですね。時代劇を日本人のスタッフで作り上げた。見てて面白い。やっぱり時代劇をよく知っている真田さんがプロデュースされてるってことがよく分かりました」とたたえた。

 自身の海外進出については、「私はもう……。朝ドラでおじいさんやっています」とやんわり否定。55周年に向け、「健康が一番。仕事できる体をずっと維持したいですね」と体力作りに励んでいくことを誓っていた。

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