明石家さんま、“大谷超え”する逸材を大胆予想「そいつがたぶん、何年後かに破る」

タレントの明石家さんまが21日、メインパーソナリティーを務めるMBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』(午後10時)に出演。ドジャース・大谷翔平の前人未到の50本塁打・50盗塁達成についてコメントした。大谷は20日のマーリンズ戦で3打席連続本塁打を含む6打数6安打10打点2盗塁の異次元の活躍で、大記録をクリアした。

明石家さんま【写真:ENCOUNT編集部】
明石家さんま【写真:ENCOUNT編集部】

“50-50”達成の大谷翔平を称賛「すごいよね」

 タレントの明石家さんまが21日、メインパーソナリティーを務めるMBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』(午後10時)に出演。ドジャース・大谷翔平の前人未到の50本塁打・50盗塁達成についてコメントした。大谷は20日のマーリンズ戦で3打席連続本塁打を含む6打数6安打10打点2盗塁の異次元の活躍で、大記録をクリアした。

 さんまは「オレの読みとしては、ロッキーズ(と)の最終戦で、(ボールが)飛ぶ球場(クアーズ・フィールド)やから。そこで達成するやろなと思ったら、マーリンズで達成したのか」と30日の予想よりも早かったと舌を巻いた。ゲストの元モーニング娘。飯田圭織が「3本打ちましたからね」と言うと、「あんまり固め打ちしない人やからな。オレはもう、“これはロッキーズ戦で行くやろ”と思ったら、行かなかった。予測が崩れたのが悔しくて」とスポーツへの思いは人一倍の“お笑い怪獣”らしい感想を口にした。

 村上ショージは「50・50のあのホームランボール、“あれナンボぐらいになるんやろう”とか。そんなんしか考えてないから、違うんです。すごい」と感心したが、さんまは「お前の方がすごいねん。“全部これナンボになるのかな”って計算するん」と指摘、村上は「しんどいです」と言うと、さんまは「そっちの方が正しいねん、人生としてはな」と慰めた。

 村上が「51(号本塁打のボール)の方が安いかなとか。50・50の方が高くなって。頭おかしくなりそうです。そんなことばっかり考えとったら」と明かすと、さんまは「“レフトスタンドにいたらよかった”とか」と笑うと、村上は「グローブ持って、何であそこに走り回ってへんかったんやろうかとか」と嘆いた。

 ボールの行方について、村上は「(捕った人が)“どうするんですか?”でしょう。それもらったら、記念のもん渡すけど、それで納得できるかできないか」と推測すると、さんまも「のちのちオークションにかけるかどうかって」と同調。さんまは「50・50もこれから、大谷がピッチャーに戻ったらもうできない記録なんで。(大谷自身は)DH(専任)でしかできない記録なんで。これをどうするかや」と記念球の価値の高さについて解説した。

 さんまは「とにかく野球、野球、野球の人生。すごいよね。うそでも、すごいわ」と野球にすべてを捧げる大谷を称賛。ただし、さんまは「この50・50(現在52・52)は、もう破れないだろうと言われてるんですけど」と前置きしつつ、「いまレッズに(エリー・)デラクルーズというショートがいるんですけど。そいつがたぶん、何年後かに破るという予測を立ててる」と大胆予想を披露。

“大谷超え”候補として、今季盗塁数で大谷を上回るナ・リーグ1位の65個を記録しているレッズの超大型遊撃手の名前を挙げ、「4年後、5年後、覚えとけ。デラクルーズ。“まさか、大谷の記録を破ったか”っていう」と自信を見せた。196センチ、91キロで身体能力抜群のデラクルーズは昨年メジャーデビューした22歳。今季の本塁打は25本で守備の負担も大きいが、今後増える可能性も十分だ。

 また、村上が「(元)通訳の水原(一平)さんの(事件の)ことなんかもう忘れてるでしょうね」と発言すると、さんまは「お前が今、思い出さしたね。水差すね」と注意。「祝わな、祝わな。喜ばなきゃ」と続けた。村上が「もちろん喜んでますよ、すごいなって」と返すと、さんまは「あの人がきっかけかもわからんな。“今年はやらな、何言われるかわからん”いう。バネにもなったかも」と大谷の心情を推測した。

次のページへ (2/2) 【動画】大谷翔平と並んだ“逸材”の姿
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