大谷翔平、まさかの盗塁成功率 16年盗塁王も「信じられない」「ホントに“体力の超人”」

阪神、オリックス、日本ハムで活躍した野球解説者の糸井嘉男氏が20日、ABC『newsおかえり』(月~金曜午後3時40分)に生出演。この日、前人未到の50本塁打&50盗塁をクリアしたドジャース・大谷翔平を絶賛した。

糸井嘉男氏【写真:インスタグラム(@itoiyoshio_7)より】
糸井嘉男氏【写真:インスタグラム(@itoiyoshio_7)より】

イチローの記録も「狙ってるんじゃないですか」

 阪神、オリックス、日本ハムで活躍した野球解説者の糸井嘉男氏が20日、ABC『newsおかえり』(月~金曜午後3時40分)に生出演。この日、前人未到の50本塁打&50盗塁をクリアしたドジャース・大谷翔平を絶賛した。

 前日までの“48・49”から、3打席連続本塁打を含む6打数6安打10打点2盗塁の爆発で一気に数字を伸ばした。MCのABC横山太一アナウンサーから“51・51”のすごさを聞かれた糸井氏は「お笑いの方が(賞を)総なめに年間して、さらにレコード大賞を獲っちゃうような、訳のわからないことをやったっていう」と表現して笑わせました。

 オリックス時代の2016年に53盗塁(17本塁打)で盗塁王を獲得している糸井氏は「盗塁51個するっていうことは、それだけ……逆や」と言い間違えた後、「ホームラン51本打つってことは、塁に出てない(残ってない)ってこと。それだけ盗塁できないってこと。いかに少ないチャンスの中で走って成功させてるかっていうこと」と説明。

「春先はやっぱ、(右)ひじの調子ね、手術明けだったんで、(けん制で)塁に帰るとき、手から(ベースに)戻れてなかったんで、“4これはちょっと盗塁増えないな”って思ったんですけど。夏場過ぎぐらいからひじの調子よくなって、(手からの)帰塁もできるようになって、一気に盗塁が増えましたよね」とわかりやすい見解も披露した。

 1試合10打点が球団最多記録と紹介されると「エグい」と発した糸井氏は、大谷の盗塁成功率92.7%(失敗4度)を「信じられない」と称賛。「それに51発。何がなんだか分からない」と大谷のすごさに脱帽した。

 現役時代“超人”と呼ばれた男は「僕も結構、盗塁しましたけど、ヒザとか、(大谷は)体重があるんで心配です。エンジンがでかい分、リスクが高いんで。疲れがものすごい残るんです。重たいんで、100何キロもあると。足の負担っていうのはかなり大きい」と気遣いつつ、「それをものともせず、やってますからホントに“体力の超人”だと思います」と大谷を“超人認定”した。

 ド軍は残り9試合。イチローの日本選手最多56盗塁(2001年)も「(大谷は)狙ってるんじゃないですか」と予想した糸井氏。「2冠は決まり」と現在リーグトップをキープしての本塁打王&打点王に太鼓判を押した。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください