「50-50」快挙の大谷翔平は「コメントが一番エグい」 小籔千豊が絶賛「全くイキってない」
お笑い芸人の小籔千豊が20日、金曜レギュラーを務める関西テレビ『旬感LIVEとれたてっ!』(月~金曜午後1時50分)に出演。この日、前人未到の50本塁打&50盗塁をクリアしたドジャース・大谷翔平を絶賛した。大谷の活躍もあって大勝したド軍はプレーオフ進出を決めた。
小籔「おもんないですよね。漫画やったら」
お笑い芸人の小籔千豊が20日、金曜レギュラーを務める関西テレビ『旬感LIVEとれたてっ!』(月~金曜午後1時50分)に出演。この日、前人未到の50本塁打&50盗塁をクリアしたドジャース・大谷翔平を絶賛した。大谷の活躍もあって大勝したド軍はプレーオフ進出を決めた。
3打席連発を含む6打数6安打10打点2盗塁の異次元の活躍で、大記録を達成し、51本塁打&51盗塁まで記録を伸ばした大谷を冒頭から特集した。大谷の大ファンで元プロテニスの沢松奈生子氏は「ホントに待ってましたし、ドドーンっていったじゃないですか。あの辺が凡人じゃないですよね。私たち、ゴールを50&50に設定しますけど、大谷選手は通過点なんやな」と声を弾ませると、「きょうは“国民の祝日”にならないかな」と興奮気味に話した。
小籔は、金曜の“とれたてっ”で大谷特集を組むことが多かったことに触れつつ「51・51って言ってますけど、僕と沢松さんは51歳と51歳ですから。こんな日にありがたい話です」とボケを交えて笑わせた。前兵庫県明石市長の泉房穂氏も「常人じゃない。ホンマにすごいですね。漫画でもこんなストーリー書いたら信用されないぐらいですね」と口あんぐりで、小籔は「おもんないですよね。漫画やったら」と“できすぎ”な展開を表現した。
「早く決めたいなと思っていたので、一生忘れられない日になるんじゃないと思った」「これだけ打てたのは人生でないので、自分が一番びっくりしているかな」「(プレーオフ決定は)メジャーに来てずっと夢に見ていたことなので、チームとしてもいい勝ち方ができて素晴らしい日になった」という大谷のコメントが紹介された。
小籔は「もうちょっとイタいヤツなら、“自分の51・51を褒めて”みたいなことをもっと言うと思うんですよ。“オレすごいでしょ”とか。(大谷は)ちょっと触っただけで、結果的には“自分も一番びっくりするぐらいでした”って謙遜しといて、“チームがポストシーズンに行けて良かったです”的な」と謙虚な姿勢を取り上げ、「コメントが一番エグいなと思う。全くイキってないですもん。ほかのヤツだったら、もっと見て~っていう感じがコメントに出ると思うのに。一切出てないのはホンマすごい」とたたえると、スタジオが笑いに包まれた。
試合後、ド軍はロッカールームで大谷の記録達成とプレーオフ進出を祝い、シャンパンで乾杯した。今後へ向けたロバーツ監督の「皆で信頼し合い、持てる個性を発揮して」というコメントも伝えられた。MC・青木源太アナウンサーが「私、番組作りにも生かしていきたいなと思っております」と発言すると、小籔は「丸パクリやったら、“あいつ、パクッとんねん。心ないな”って思われるんで、ちょっと変えた方がええと思いますよ」と進言。青木アナは「私、(昨年のWBCでの大谷の名言)”あこがれるのはやめましょう”もいろんなとこで言いましたから」と返していた。