俳優・前山剛久が20日、インスタグラムを更新し、約3年ぶりに出演する舞台『ある日の通り雨と共に』（11月7～10日、東京・シアターサンモール）の公演中止を伝えた。「安全を期すため、今回の決断」としている。

　前山は自ら復帰舞台の公演中止を発表した。

「舞台『ある日の通り雨と共に』、公演中止のお知らせです。安全を期すため、今回の決断に至りました。公演を楽しみに待たれていた方々、このような残念な形になってしまい、大変申し訳ありません」

　同公演の公式Xでも発表。「この度、舞台『ある日の通り雨と共に』につきまして、関係各所と協議の上、安全性の確保が困難になったと判断しまして上演を見送らせていただくこととなりました」とし、「楽しみにしていただいてたお客様、並びに関係者の皆様へ深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

　前山は2021年12月に35歳で亡くなった俳優・神田沙也加さんとの真剣交際を公表。その後、活動休止に入り、翌22年6月30日をもって所属事務所を退所して芸能界を引退した。だが、33歳の誕生日を迎えた今年2月7日、インスタグラムのアカウントを開設。8月には週刊女性のインタビューに応じ、役者として芸能界復帰を希望していることを明かしていた。そして、前山は今月8日にインスタグラムを更新。約3年ぶりの舞台出演作として、『ある日の通り雨と共に』を告知したことで注目されていた。

　一方、ネット上では前山の活動再開に反対する声は多く、今月13日には、元AKB48の俳優・高橋彩香、俳優・湯田陽花が所属事務所を通じて出演辞退を発表。「事務所の決定によるもので所属タレントの判断ではございません」としていた。また、翌14日に前山がインスタグラムを更新。キャスト変更を自ら発表していた。