ミスキャンパスGP目指す拓大3年は農業コース専攻 中国、米国で過ごした幼少期…今は「世界に東京の魅力を発信」
全国の大学生、専門学校生の中から日本一を決める全国版ミスキャンパス『ミスユニバーシティ2024』が、9月23日に都内で開催される。ベストオブミス運営による同大会は、今年で6回目。全国の地区大会で選出された14人のファイナリストたちが、グランプリを目指す。ENCOUNTでは、大会を目前に控えたファイナリスト全員をインタビュー。今回は東京代表で拓殖大3年の杉山莉子(すぎやま・りこ)さんを紹介する。
「ミスユニバーシティ2024」ファイナリスト 東京代表・杉山莉子さん
全国の大学生、専門学校生の中から日本一を決める全国版ミスキャンパス『ミスユニバーシティ2024』が、9月23日に都内で開催される。ベストオブミス運営による同大会は、今年で6回目。全国の地区大会で選出された14人のファイナリストたちが、グランプリを目指す。ENCOUNTでは、大会を目前に控えたファイナリスト全員をインタビュー。今回は東京代表で拓殖大3年の杉山莉子(すぎやま・りこ)さんを紹介する。
――自己紹介をお願いします。
「東京代表の杉山莉子です。拓殖大で国際学部の農業コースを専攻しています。高校の頃、『日本の最先端の農業技術は海外でも通用する』と聞いてすごく興味を持ち、学び始めました」
――ミスユニバーシティに応募したきっかけは。
「去年、ミスインターナショナルに出場して、ファイナリストには選ばれたのですが、入賞できずに悔しい思いをしました。そんな時にSNSでベストオブミスのことを知って、『昨年、必死に練習してきたウォーキングとスピーチをもっと磨いて、もう1度挑戦したい』と思い、エントリーさせていただきました」
――杉山さんの内面的な強みと弱みを教えてください。
「私は1歳から5歳まで中国の上海に住んでいて、その後はアメリカのシアトル、シカゴに住んでいたので中国語や英語など語学は得意です。海外生活が長かった分、海外の多様な文化を感じて広い視野で物事を捉えることができるのも強みだと思います。ただ、周りに気を遣い過ぎて、他人を優先して自分のことをあまり大切にできていないのが弱みです」
――ミスユニバーシティに挑戦して学んだことは。
「昨年のミスインターナショナルは初めてのミスコンだったので、右も左も分からなくて立っているだけで精いっぱいでした。ミスユニバーシティは先生方が細かく丁寧に指導してくださるので、前回の反省を踏まえてスピーチもウォーキングもアドバイスをいただきながら、改善に努めています。人に教えられるまでに上達できたので、すごく自信になり成長にもつながっています」
――大会期間中のボディーメイクで頑張ったことは。
「実は7月に体調を壊してしまい、2週間くらい入院していました。今も完全には回復していない状態なので、まずは自分の心と体をケアしながら進めています。農大生なので、『どの野菜にどんな栄養が含まれているか』といった野菜の知識があるのでしっかり野菜を食べて生活習慣と食生活のバランスを整えて、元気を取り戻しているところです。『農業学んで良かったな』って思います(笑)」
趣味は料理「いろんなパンを作っています」
――杉山さんの趣味を教えてください。
「お料理です。中学2年から料理教室に通っていて、週末は料理教室で学んだレシピに挑戦したり、いろんなパンを作ったりしています。ひたすらおいしく作ることだけに集中し、何も考えずに没頭できます。すごく良い気分転換になっています」
――「実は私、こう見えて○○です」という最大のギャップを教えてください。
「実は私こう見えて意外とタフなんです。去年の夏、ネパールに農業の視察旅行に行ったんですが、スーツケースが出てこなかったり、いろんなハプニングが起きました。でも、意外と平気なんです。いつも『何とかなる』と思って生きているので、今回も体調を崩しましたが、『何とかなる』と思って堂々と大会に臨みたいと思います」
――将来の夢を教えてください。
「私は世界に東京の魅力を発信しています。例えば浅草に行って『うちわ作り』を体験してもらったり、海外の人達には、あまり知られていない都内のスポットにご案内して、新たな魅力を体験してもらっています。もっと海外の人達に日本の良さを知ってもらいたいので、これからもその延長戦で農業の知識も生かしながら日本の文化を海外に発信していく活動を目指しています」
□ミスユニバーシティ 「全国版ミスキャンパス」と銘打ち、全国の大学生、専門学校生の中から日本一を決める大会。「ミスユニバースジャパン」をはじめとする複数ミスコンテストの合同地方代表選考会「ベストオブミス」の予選から、各県大会を勝ち上がった学生のみで競う。全国の大学生、専門学生を対象に次世代のリーダーにふさわしい人物を選出。選考では、外見の美しさに加え、社会性や内面も重視される。テーマは「今できること」
★「ミスユニバーシティ 2024」ファイナリスト(14人)
北海道代表 夏目葵さん(北海道医療大)
宮城代表 横山茅乃さん(jhss日本ヘアセットスクール仙台校)
茨城代表 神谷真衣さん(筑波大)
栃木代表 柚瀬のあさん(日本大)
群馬代表 橋本菜那さん(青山学院大)
埼玉代表 早川千鶴さん(早稲田大)
千葉代表 中村詩梨さん(青山学院大)
東京代表 杉山莉子さん(拓殖大)
神奈川代表 治田千里さん(日本工学院専門学校)
新潟代表 網代和花さん(新潟大)
京都代表 石川芹稜さん(東京女子大)
大阪代表 花山真耶さん(関西外国語大)
兵庫代表 南佳那さん(関西学院大)
鹿児島代表 斎藤奈菜香さん(東京通信大)