松下奈緒が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『スカイキャッスル』（午後9時）の第8話が、19日に放送された。今回は、クライマックスに向け事態が進展。意外な人物が警察に連行されることとなり、驚きの声があがっている。

(以下、ドラマの内容に関する記載があります)

　同作は、世界的ヒット作『梨泰院クラス（イテウォンクラス）』（20年）を手がけた韓国の大手スタジオSLLが制作し、韓国のケーブルテレビ局・JTBCで2018年～19年に放送された『SKYキャッスル～上流階級の妻たち?』の日本版。今回はSLLと『梨泰院クラス』の日本版『六本木クラス』（22年）の制作陣が再びタッグを組み、日本を舞台にセレブ妻たちの“壮絶マウントバトル”を描く。高級住宅街・スカイキャッスルに住み、名門・帝都病院の医師を夫に持つ裕福な妻たちが、“裕福で幸せそうに見える暮らし”の中で、夫の出世バトルや子どもの受験バトルなど頂点を極めるために対抗心を燃やす。

　松下演じるセレブ主人公・浅見紗英のもとで居候していた中学3年生・山田未久（田牧そら）が、誕生日パーティーの日に建物から転落。紗英と、未久に思いを寄せる同級生・南沢青葉（坂元愛登）が帝都病院へ付き添い搬送するものの、紗英の夫で脳神経外科医の英世（田辺誠一）は、帝都病院の今後にとって重要な厚生労働大臣政務官の息子の手術を優先した。その結果、未久は息を引き取った。

　警察は未久の死が事故なのか、誰かに突き落とされてしまった事件なのかを調べ始める。パーティーに出席していた子どもたちに聞き取りをした結果、疑惑の目は、未久をひどく嫌っていた紗英の長女・瑠璃（新井美羽）に向けられる。瑠璃はますます敏腕受験コーディネーター・九条彩香（小雪）に依存するように。

　同じ頃、紗英は未久が英世と元恋人・山田希美（映美くらら）との間にできた子どもであることを、英世に伝えていた。事実を知った英世は、実の子の手術を後回しにした結果、見殺しにしてしまったことを悟り取り乱す。また、英世と未久の親子関係は紗英と交流のある南沢家、二階堂家、夏目家も知ることとなった。

　そんな中、スカイキャッスルに再び警察が訪れる。警察は瑠璃ではなく青葉のもとへ向かい、「傷害致死の容疑で、あなたを逮捕します」と手錠をかけた。突然警察に連行された青葉にSNS上では、「何で青葉がタイホ？」「まってなにどういうこと？」と困惑の声が。しかし第7話のラストで、未久が転落直前に手すりの前で誰かを笑顔で待っていたことから、青葉へ疑惑の目を向けている視聴者も。「意外と青葉くんが怪しいかも…と思ったら、本当に逮捕された…」という声もあがっている。

　また第8話を最終回だと思っていた視聴者も多く見られ、「最終回にしては詰め込みすぎと思ったら来週だった！」と、第9話があることに驚く人々も。「な、な、何と！　最終回は来週と……何だかうれしい、もう1回見られる！」「来週が最終回でした～！　勘違い笑笑 まだ楽しみが残りました」と喜びの声があがっている。