安田顕、来年大河『べらぼう』に出演 平賀源内役「ユーモアに溢れ、愛嬌のある方だったのかなと」

俳優の安田顕が19日、来年1月5日放送スタートのNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~』の新たな出演者として発表された。NHK大河ドラマ出演は『功名が辻』(2006)以来の2作品目となる。

安田顕【写真:(C)NHK】
安田顕【写真:(C)NHK】

NHK大河ドラマ出演は『功名が辻』以来の2作品目

 俳優の安田顕が19日、来年1月5日放送スタートのNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~』の新たな出演者として発表された。NHK大河ドラマ出演は『功名が辻』(2006)以来の2作品目となる。

 横浜流星が主演を務める同ドラマは、18世紀半ばの江戸が舞台。江戸のメディア王として時代の寵児(ちょうじ)となった主人公の“蔦重”こと蔦屋重三郎(横浜)を軸にした痛快エンターテインメントとなる。

 安田が演じるのは「平賀源内」。本草家、戯作者、鉱山開発者、発明家……先進的なアイデアを次々と思い浮かべては、その実現のため日本各地を巡り、成功と失敗を繰り返し、ときに山師ともよばれる役柄。その発想に田沼意次(渡辺謙)もほれ込み、特命を託すほど目にかけている。蔦重(横浜)も、地元・吉原に再び客を呼び寄せようと、江戸の有名人になっていた源内に仕事の依頼をすべく接触を試みる。

 出演決定に安田は「脚本の森下佳子さんから、お声がけいただいたと伺っています。そんな嬉しく冥利に尽きることはありません。心して、演じさせていただきます。横浜流星さんと初めてご一緒しました。真面目、実直でいながら、やんちゃな匂いもする魅力あふれる方。そんな印象を抱いています。あと、渡辺謙さんとご一緒できるのは、やはり光栄至極です。理由は、言わずもがな!」と喜びのコメント。

 演じる「平賀源内」役は「天才と呼ばれる人たちは周りから見た時、ちょっと違うというか。会話がちょっとズレつつも、ユーモアに溢れ、愛嬌のある方だったのかなと解釈しています」と明かし、同作については「なにがあっても、生きていくのですから。どうせなら、楽しく向き合いませんか、と。そんなことを思わせてくれる作品です。些細でも重大でも、軽妙洒脱に。奥歯噛み締めて、涙堪えて、人に優しく。『てやんでえ!べらぼうめ』。『べらぼう』、是非、ご覧ください」と語っている。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください