泉谷しげる、「配信ライブなんて大っ嫌い」と嫌悪するも実施に至った理由とは
コロナ禍における音楽業界の在り方について持論を展開
泉谷は6月11日に無観客の配信ライブを開催。最初は抵抗があり、番組内では「配信ライブなんて大っ嫌いなんだけど、客がいなくて何でやんなきゃいけないんだ、みたいなさー。やっぱお客さんがいてこその景色じゃん。だから、お客さんを制限されてまでやりたくなかったんだけど」と振り返ったが、「でもやるからには配信ライブ自体を面白くしようということで、よくよく考えてみれば配信ライブは誰もが最前列」と気持ちを切り替えたことを明かした。
また、「ウィズコロナ」で苦境に立たされている音楽業界については「ワクチンができるまでは、音楽業界としてはやはり、あの手この手を使うべきだと思う。もうとにかく卑怯な手でも何でもやろうよ。伝書鳩と飛ばすとか、いろいろこうやってね。モールス信号で歌うとか、いろいろな手あるじゃない。みんなに早く会えるよう、手洗ったりマスクしたりするんだよ」と持論を展開。
コロナ禍での自粛生活には「俺たちの世代で自粛しろって言われたら無理だったな。スマホもないし、パソコンもないし、情報も入ってこないし。例えば政府とか都が自粛しろって言っていたら、暴動起こしていたと思う。だから今の人たちってこういうリモートもあれば、情報もちゃんといっぱいあるから、家にいられるわけじゃない、冷静でいられるっていう、凄く素晴らしいよね」と話した。
一方、飲食業界については「何もないんじゃないか。だから多くの人が買ってくれないと。借り入れとかね、積み荷みたいなものもできなくなっちゃうから、半分捨てちゃうとこだってあるわけやないですか。秋口とかすごく野菜とか高くなるよね。だからなんかみんな本当に投げ銭レベルでもいいから何かお店を応援して、買って応援した方がいいと思うんだよね」と支援を呼びかけている。
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【写真】泉谷しげるがゲスト出演する「SOS に応えよう!ご当地ショッピング」の場面カット