俳優の小泉孝太郎が16日、都内で行われた映画『愛に乱暴』妻と夫のトークショーに江口のりこ、森ガキ侑大監督と共に出席し、ゴルフ愛を爆発させた。

　本作は、「悪人」や「怒り」など数々のベストセラー小説を世に送り出している吉田修一の同名小説を映画化。軽微なストレスがありながらも「丁寧な暮らし」を行っていた結婚8年目の主婦・初瀬桃子（江口）が、徐々に起こる不審な出来事によって追い詰められ、豹変していく姿を描く。

　過去に共演のある江口と小泉。もっぱら控室ではプライベートな話がほとんどだったという、江口は「小泉さんのラジオの話やゴルフの話ばかり」というと、小泉は「なんでそこまでゴルフ好きなの？と聞かれました」と苦笑い。

　この日は、観客からのQ&Aのコーナーも。小泉は、妻の桃子には無関心を貫き不倫をする夫・初瀬真守を演じたが「真守さんは白いTシャツを着ているシーンがありますが、かなり日焼けをしていました。それは監督からの指示ですか？　それともゴルフ焼け？」という鋭い質問が。

　小泉は笑いながら「正直言いますと、真守というのはランニングをして帰ってくるようなアウトドア派。ならは日焼けをしていても、キャラクター的には大丈夫だろう思った」と自ら役を解釈すると「監督に江口さんにも相談していないのですが、撮影前にゴルフに行って日焼けしてしまいました」と発言。

　森ガキ監督は「今回小泉さんは本当に難しくて大変な役だったので、ゴルフで気持ちを補っていただくのはいい事だったと思います」と慮るが「ちょっと焼すぎだったかもしれませんね」とチクリ。江口も「ゴルフが人生だとおっしゃっていたので、何も言えないですよね」と苦笑いを浮かべていた。

　そんな二人に小泉は「（プレイだけではなく）クラブハウスから芝生まで、全部を愛しています」とゴルフ愛を爆発させていた。