菅井友香と中村ゆりか、復讐愛憎劇で再共演 続編決定は「本当にありがたくて奇跡」

俳優の菅井友香と中村ゆりかがダブル主演を務めるテレビ東京・木ドラ24『チェイサーゲームW2 美しき天女たち』が19日からスタート(木曜日深夜0時30分)。本作は、LGBTQ+、労働問題、セクハラなど、社会課題に鋭く切り込んだ、テレ東では初となる“レズビアン”を主役にした復讐愛憎劇として話題に。シーズン1では語られなかった春本樹(菅井)と林冬雨(中村)が別れた後から再会するまでの1年の空白期間、そして再会後の2人を軸にさまざな人間模様が描かれる。初回放送を前に菅井と中村が取材会に出席し、シーズン2の見どころを語った。

取材会に出席した中村ゆりか、菅井友香、ちせ(左から)【写真:ENCOUNT編集部】
取材会に出席した中村ゆりか、菅井友香、ちせ(左から)【写真:ENCOUNT編集部】

LGBTQ+、労働問題、セクハラなど、社会課題に鋭く切り込んだ話題作

 俳優の菅井友香と中村ゆりかがダブル主演を務めるテレビ東京・木ドラ24『チェイサーゲームW2 美しき天女たち』が19日からスタート(木曜日深夜0時30分)。本作は、LGBTQ+、労働問題、セクハラなど、社会課題に鋭く切り込んだ、テレ東では初となる“レズビアン”を主役にした復讐愛憎劇として話題に。シーズン1では語られなかった春本樹(菅井)と林冬雨(中村)が別れた後から再会するまでの1年の空白期間、そして再会後の2人を軸にさまざな人間模様が描かれる。初回放送を前に菅井と中村が取材会に出席し、シーズン2の見どころを語った。

 主人公の樹を演じた菅井は、「こうしてまた、春本樹を演じさせていただけてうれしいです。作品を応援してくださるみなさまの愛のおかげだと思っています」と感謝。今作では樹の過去が描かれていることに触れ、「16歳から28歳、13年間を行き来しながら撮らせていただきました。いろんな心情の樹をお届けできると思うので、そこも楽しんでいただけるように頑張りました」とアピールした。

 ファンからの反響を聞かれると、「続編が決まってからは、SNSやメッセージアプリで『うれしい』といろんな言語で送ってくださって、私自身も励みになりました」と笑顔。世界中からの反響は初めてだったそうで、「『チェイサーゲームW』が初主演作だったので、こうしてシーズン2まで放送させていただけるのは、本当にありがたくて奇跡だと感じています」と感激した。

 もう1人の主人公・冬雨を演じた中村は、「前作より新たな人生を切り開いていくような形で、より深い2人の愛情が芽生える姿が描かれています。家庭の環境、2人の関係性、私たちの周りを取り巻く方々も見どころ満載にしてくれているので、そういった部分も楽しみにしていただけたら」とコメント。冬雨については、「シーズン1はパワハラ上司できつい印象から始まりましたが、今作は甘々な冬雨を多く見れる。感情の揺れが激しくて、嫉妬したりやきもちを焼いたり、泣いたり笑ったり、喜怒哀楽の多い冬雨が見られます」と予告した。

 菅井との再共演については、「より頼もしかったし、信頼してお芝居ができる環境に臨めました。困ったこと、悩んだことがあれば相談して、監督と話し合ったり、そういう環境が作れてよかったと思います」と回想。現場入り前から菅井から積極的に話し合う機会が設けられたことを明かし、「誠意のある瞬間がすごくかっこよかったし、一緒にできてよかったと改めて感じました」と思いを伝えた。

 取材会には、新キャストで樹の初恋の相手、パク・ヨルム役のちせも出席。シーズン2には、黒谷友香、菊地姫奈、花柳のぞみ、星野奈緒らも続投キャストとして出演する。

次のページへ (2/2) 【写真】『チェイサーゲームW2』取材会の様子
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