清原果耶主演ドラマに吉川愛、見上愛、望月歩が出演 大学生男女5人のつながりを描く
10月から放送のABCテレビ系連続ドラマ『マイダイアリー』(日曜午後10時15分)の新たなキャストが16日に発表され、吉川愛、見上愛、望月歩が出演することが分かった。
“推し活”好きな女子大生を演じる吉川「私自身もオタク気質」
10月から放送のABCテレビ系連続ドラマ『マイダイアリー』(日曜午後10時15分)の新たなキャストが16日に発表され、吉川愛、見上愛、望月歩が出演することが分かった。
同作は完全オリジナル作品。社会人1年目となった主人公が各話、ささいなきっかけで過去の大切な思い出を振り返る構成で、大学生男女5人のつながりをノスタルジックに紡いでいくヒューマンドラマ。清原果耶が主演を務め、主人公の恩村優希(おのむら・ゆき)を演じる。また、佐野勇斗が非凡な資質を持つ“ギフテッド”の青年・徳永広海(とくなが・ひろみ)を演じる。物語は、優希たちが大学3年生になりたての春を舞台に始まる。
今回発表された新キャストはメインキャラクター役の3人。吉川が演じるのは、優希の友達で同じ教育学部の白石(しらいし)まひる。裕福な家庭で育ったおっとり気質で、趣味の推し活を生き生きとエンジョイしてるが、実は友達にも打ち明けられないトラウマを心の奥に抱えている。そのトラウマは大事な推し活にも影を落とすようになる。
見上は、優希、まひると合わせて“教育学部・仲良し3人組”の1人・長谷川愛莉(はせがわあいり)。テーマパークのアルバイトバイトでは着ぐるみのライオンを担当している。さばさばとしていてストレートな物言いが特徴で、まひるが通訳しないと誤解を生みそうなことも口にする。しかし、優希の小さな変化に誰よりも先に気づく繊細さも持ち合わせている。
望月が演じるのは、商学部の和田虎之介(わだとらのすけ)。コミュニケーション能力が高くムードメーカーで、優希、広海、まひる、愛莉を接着剤のように結びつけていく。みんなで何かをする時の発起人は決まって虎之介で、困っている人や寂しそうな人を放っておけないという、優希にも共通する性質を持っている。しかし、人を思いやるがゆえに自分の気持ちを後回しにしてしまうこともある役どころ。
まひるを演じる吉川は、「まひるはおっとりとした性格ですが、推しを追いかけるオタクという、なんとも可愛らしい役柄です。私自身もオタク気質だと思っているので、そういった部分は思う存分役に反映させていきたいと思っています」とコメント。また「大学生の5人の日常をお届けします。それぞれが過去や現在に抱える思いに、ご覧いただく皆さまも共感できるところがあるかもしれません。まったりしながら、5人の行方を見守っていただけると嬉うれしいです」と呼びかけている。
愛莉を演じる見上は、「今のところ、媚を売らないさっぱりとしたところがあって、ちょっと不器用だけれど、その分本当の優しさを知っている子だなという印象です。好き、という気持ち、将来のこと。人知れず悩みが尽きない彼女を5人の関係性の中で伸び伸びと演じられたらと思います」と意気込んでいる。「同世代の魅力的な役者さんたちと、日々を紡いでいける撮影を楽しみにしています」と心待ちにし、「人生には、思い返したい過去ばかりではないけれど、日記をめくるように、ひとつひとつ、大切に、もう戻ってこない時を視聴者の皆さんと共に見つめていけたらうれしいです」と語っている。
虎之介を演じる望月は、「虎之介はどこかつらさを1人で抱えている登場人物達を繋ぎたいと思っている、寂しさをとても理解できる人物だと思います」と分析。「僕自身も人のことを優先してしまう部分があり共感できる部分が多いので、虎之介を演じさせていただけることをとても幸せに思っています。虎之介の思いを、支えて頂く皆さんや携わる皆さんと共に、丁寧に作っていけたらなと思っています」と語った。
また、「大人になってまだ数年ですが、今でも力をもらえる源は学生の頃の思い出が多いです」と振り返り、「時代や価値観が違えど、思い出を辿る時に胸の辺りがキラキラする感覚を共有できたらなと、そして見ていただいた方々同士で称え合っていただけたらなと思います。とても寛厚な作品になれると思います。ご期待くださいませ」とコメントしている。