『キングオブコント2024』コットン、ロコディ、ニッ社、や団、隣人ら決勝進出10組が決定

TBS系で放送される『カーネクスト presents キングオブコント2024』決勝に進出した10組が12日、発表された。

『キングオブコント2024』ファイナリストが発表【写真:(C)TBS】
『キングオブコント2024』ファイナリストが発表【写真:(C)TBS】

史上最多となる3139組がエントリー

 TBS系で放送される『カーネクスト presents キングオブコント2024』決勝に進出した10組が12日、発表された。

 2008年にスタートし、毎年TBSで決勝戦を生放送している“日本一のコント師”を決める大会『キングオブコント』。今年は史上最多となる3139組がエントリーした。

 先ほど『キングオブコント』公式YouTubeがプレミア配信され、準決勝を戦った35組の中から決勝進出を果たした10組を発表。さらにMCに小籔千豊を迎え、ファイナリスト10組による記者会見が開かれた。

 セミファイナリスト35組の中から決勝進出を果たした10組は、cacao/ダンビラムーチョ/シティホテル3号室/コットン/ニッポンの社長/ファイヤーサンダー/や団/ラブレターズ/隣人/ロングコートダディ(※エントリー順)

 また公式YouTubeでは、『カーネクスト presents キングオブコント2024』の決勝戦をTBSで10月12日の夜に生放送でお届けすることが発表された。さらに、TVer、TBS FREE、U-NEXTでは、今回の決勝進出記者会見に加え、決勝戦の配信も決定した。

ラブレターズ・溜口は「『ファイナリスト5回目』っていうのも恥ずかしい」

 各組の紹介と速報コメントは以下の通り(※エントリー順)。

○cacao(決勝初出場)

「ファイナリストの発表のときはめっちゃビックリしました。名前を呼ばれたときは嬉しかったんですが、ちょっとまだ実感はわいてないんで、これからゆっくり噛み締めようかなと思います」(浦田スターク)

「同じく実感がないので記者会見のときも全然緊張しなかったです。でもトップで呼ばれて、そのあと他の組を小籔さんが読み上げている間の時間。本当に初めて『これ夢じゃないかな?』って思っていました」(たっぺい)

「僕は決勝に行けてハッピーハッピーです」(高橋)

○ダンビラムーチョ(決勝初出場)

「昨年のサルゴリラさんの優勝のときに『やっぱり面白い人たちって優勝するんだ!』と、感動したのでここまで来たら優勝したいですね。僕ら山梨のローカル番組にレギュラーで出ているんですけど、今後はUTYっていうTBS系列の番組にもこれで出られるんじゃないかなと思うので本当に頑張りたいです」(大原優一)

「ダンビラムーチョって基本は『漫才』みたいな感じだったんですけど、やっぱり昨年まで『キングオブコント』の予選で落ちたとき、めっちゃ悔しかったんで今年は決勝に行きたいっていう気持ちが強かったです。だから名前を呼ばれたときは嬉しかったです」(原田フニャオ)

○シティホテル3号室(決勝初出場)

「これまで出場した『キングオブコント』も結構手ごたえは毎年あったので、もう本当にいろんなところで『手ごたえある!』って言ってきたんですけど、良い結果が出ないもんですから、何か嘘つきみたいになってて。でも今回やっと結果が出ました。このタイミングで審査員に一言言わせてください。『おい!「キングオブコント」!ちゃんと審査してると思うぞ!』」(亮太)

「もともと、『みんなの前で歌を歌いたい!』というのがキッカケでお笑いを始めたので、優勝したら『ハマダ歌謡祭★オオカミ少年』で歌を歌いたいです!あまり歌は上手くはないですが!」(押田)

○コットン(2年ぶり2回目の決勝進出)

「2年前に決勝に出させてもらって、そのときビスケットブラザーズさんにあと一歩のところで負けてしまい、それ以降ずっとマウントを取られています。劇場でも会うたびに『チャンピオンになること忘れんな』って言われるので、今回はリベンジしてチャンピオンになって、ビスケットブラザーズさんと同じレベルに立ちたいです」(西村真二)

「相方が言うように2022年の大会はすごく悔しい思いをしたので、ここまで来たら優勝します。あとラブレターズさんとは『コンビの髪型のバランス』が一緒なので、見た目勝負ではラブレターズさんには勝ちたいです」(きょん)

○ニッポンの社長(5年連続決勝進出)

「僕たちは連続出場させていただいて、5回連続というのも聞いたところによるとKKコンビ(桑田・清原の甲子園連続出場)以来らしくて。準決勝の結果発表のときに『呼ばれなかったらどうしよう』という不安があって、落ちたときにみんなに顔を見られたくないな、とか考えていました。だから呼ばれたときには『よし!』と思わず声が出てしまいました」(辻皓平)

「東京に進出してから、『キングオブコント』の歴代チャンピオンの方と共演することが増えたんですが、やっぱりそういう人たちを見ていると優勝への憧れの感覚は強くなっていますね」(ケツ)

○ファイヤーサンダー(2年連続決勝進出)

「昨年初めて決勝に出してもらって、8番手で3位に入ったんですが、その直後にサルゴリラさんにバーン! って行かれてしまい、もうほとんど僕らのことを覚えられていないと思うんで、今年はもう絶対にファーストステージで3位以内に残って優勝します」(こてつ)

「昨年は初めて決勝に行ったのでわからなかったんですが、やっぱり決勝で負けても準々決勝や準決勝の負けと同じだけ『悔しい』はあるんだなって感じました。『決勝行ったら満足』では全くないんだなと。もう『悔しい』は味わいたくないので絶対優勝したいです」(崎山祐)

○や団(3年連続決勝進出)

「とにかくコントをやってコントにかけている以上、『キング』の称号は絶対に欲しいです。孫とかが生まれても見せられるじゃないですか、それぐらい歴史に名を刻みたいです」(本間キッド)

「アルコ&ピースの酒井くんから『今年、決勝行かなきゃ終わるよ! 決勝行けばコント師として格が上がるから安泰だよ』と言われて、最近ずっとプレッシャーかけられていたので行けて良かったです」(中嶋亨)

「これでまた営業の単価が上がるのが楽しみです! 今年で3年連続の決勝ですが、自信というか今年は決めたい! という気持ちが強いです!」(ロングサイズ伊藤)

○ラブレターズ(2年連続5回目の決勝進出)

「もう決勝進出は5回目なんですけど、いよいよ『ファイナリスト5回目』っていうのも恥ずかしいです。これ以上は回を重ねないように、今年こそは決勝でNo.1を決めたいです! 事務所が『ASH&D コーポレーション』という小さいながらもコントの名門なんですが、『コントここにあり!』っていうのを見せたいと思います!」(溜口佑太朗)

「昨年は本当に『久々の決勝! やった!』みたいな気持ちで来ましたけど、今年は『胸を張って出させていただきますね』って気持ちがあるので、決勝戦も堂々とやれそうな気がします。でも決勝のメンバーを見ると『この人たちが優勝候補だろう』っていう人が揃った感じですね。強すぎる!」(塚本直毅)

○隣人(2年連続決勝進出)

「後輩のcacaoや、ずっと大阪でお世話になってきたニッポンの社長と一緒に決勝に進めたのが嬉しいですし、昨年準決勝で欠場されたロングコートダディさんとも決勝で初めて戦えるのが嬉しいです! ずっと背中を追ってきたので!」(中村遊直)

「優勝賞金はハリウッド映画のオーディションを受けるための交通費に使いたいです! 英語は全くできないしエージェントとかも知り合いいないんですが! あとは、よしもと漫才劇場なくして今の僕たちは無いので、優勝したら何か還元してあげたいなと思います」(橋本市民球場)

○ロングコートダディ(2年ぶり3回目の決勝進出)

「僕らも何回か決勝に出させてもらって、最初はやっぱり楽しいなって感じだったんですけど、もうそろそろチャンピオンになりたいなって思いも強くなってきまして。だから『キングオブコント』という山の頂に、行ってきま~す!(堂前透)

「昨年は僕が体調不良で準決勝を欠場してしまいまして相方に迷惑かけたんですが、自分でもすごく悔しい思いがあったんで、今年は体調を崩さないように! っていうことを頑張って、やっと元気にここまで来れました! 優勝賞金で小さい島を買って開拓しながら楽園を作りたいです!」(兎)

※崎山祐の「崎」の正式表記はたつさき

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