「私の世界じゃない」ダンサー目指す専門生がミスキャンパスで狙うGP「最後までやってやる」

全国の大学生、専門学校生の中から日本一を決める全国版ミスキャンパス『ミスユニバーシティ2024』が、9月23日に都内で開催される。ベストオブミス運営による同大会は、今年で6回目。全国の地区大会で選出された14人のファイナリストたちが、グランプリを目指す。ENCOUNTでは、大会を目前に控えたファイナリスト全員をインタビュー。今回は神奈川代表で日本工学院専門学校2年の治田千里(はるた・せり)さんを紹介する。

「ミスユニバーシティ2024」神奈川代表・治田千里さん(日本工学院専門学校)【写真:舛元清香】
「ミスユニバーシティ2024」神奈川代表・治田千里さん(日本工学院専門学校)【写真:舛元清香】

「ミスユニバーシティ2024」ファイナリスト 神奈川代表・治田千里さん

 全国の大学生、専門学校生の中から日本一を決める全国版ミスキャンパス『ミスユニバーシティ2024』が、9月23日に都内で開催される。ベストオブミス運営による同大会は、今年で6回目。全国の地区大会で選出された14人のファイナリストたちが、グランプリを目指す。ENCOUNTでは、大会を目前に控えたファイナリスト全員をインタビュー。今回は神奈川代表で日本工学院専門学校2年の治田千里(はるた・せり)さんを紹介する。

――自己紹介をお願いします。

「神奈川代表の治田千里です。9歳の時からダンスを始めて、ジャズ、ヒップホップとかいろんなダンスを習ってきました。今は専門学校でガールズとかR&B、ヒップホップのダンスをメインにやっています。将来はダンサーを目指したいと思っています」

――ミスユニバーシティに応募したきっかけは。

「専門学校の先生が『もし、芸能系とか興味があるなら、ベストオブミスを受けてみない』って言ってくださったこともあり、受けてみました」

――やってみていかがでしたか。

「正直な話をすると、めっちゃつらくて神奈川大会の途中で『辞退したい』と思いました。私は幼い頃からストリートダンスをやってきたので、服装や髪型もミスコンのスタイルとは真逆でした。なので、『ヒールを履いたダンスなんて私の世界じゃない』くらいに思っていました。自分勝手な物言いなんですが、『自由じゃないな』とか『しばられている』って感じて講師の方にもよく怒られました。でも、私ってすごく負けず嫌いなところがあって、神奈川大会に出てスイッチが入っちゃったんです。私のためにドレスを買ってくれた両親を前に中途半端な姿を見せられないと思い、『最後までやってやる』って駆け抜けました。神奈川大会の1週間前には『グランプリを獲れる』っていうくらいまで頑張ってやって、本当にグランプリを獲れたので『最後の大会までやってやる』って今はそんな気持ちです」

――今までと違う世界で特に頑張ったことは。

「ウォーキングはダンスをやってきたので平気でしたけど、やっぱり、人前で話すことがすごく苦手なので大変です。神奈川大会の時は、本番ギリギリまでスピーチの内容を考えていましたが、今回は1か月半くらい前からちゃんと考えて、気持ち込めて伝えられるように頑張っています」

――大会を通じて学んだことは。

「もともと大人数で行動するのが得意じゃない性格なんです。仲良くなっても距離を取っちゃうとか。でも、中学3年の時に出会ったダンスの先生に私は影響を受けていて、人の悪いところは絶対に指摘しないで、良いところをちゃんと見てくれました。先生は個人も仲間も両方大切にしてくれたので、私も仲間の大切さはそこで学びました。今回もファイナリストのみんなとは違う部分も多いけれど、出会った人たちのことは絶対に大切にしたいと思っているし、愛を持って行動することを心がけてます」

9歳からダンスを始め、プロを目指す【写真:舛元清香】
9歳からダンスを始め、プロを目指す【写真:舛元清香】

平井大の歌が大好き「歌詞が心に沁みる」

――治田さんの趣味を教えてください。

「いろんな音楽聴くことです。特に平井大さんの歌が大好きで、歌詞を深く読み取って『心に沁みる』って思いながら聴いています(笑)」

――「実は私、こう見えて○○です」という最大のギャップを教えてください。

「私って『めっちゃ怖そう』とか『圧がすごい』とか言われるんですけど、メンタルは強くないですし、全然怖くないです(笑)。むしろ、おとなしいかも」

――将来の夢を教えてください。

「芸能の世界に進みたいって思っていたんですが、この前、久しぶりにダンスのステージに立ったら『やっぱり、ダンス楽しいな』『絶対にこれだけは止めたくない』って思いました。卒業してもいろんなオーディションを受けながら、ダンスだけはいつまでも続けたいと思います」

□ミスユニバーシティ 「全国版ミスキャンパス」と銘打ち、全国の大学生、専門学校生の中から日本一を決める大会。「ミスユニバースジャパン」をはじめとする複数ミスコンテストの合同地方代表選考会「ベストオブミス」の予選から、各県大会を勝ち上がった学生のみで競う。全国の大学生、専門学生を対象に次世代のリーダーにふさわしい人物を選出。選考では、外見の美しさに加え、社会性や内面も重視される。テーマは「今できること」

★「ミスユニバーシティ2024」ファイナリスト(14人)

北海道代表 夏目葵さん(北海道医療大)
宮城代表 横山茅乃さん(jhss日本ヘアセットスクール仙台校)
茨城代表 神谷真衣さん(筑波大)
栃木代表 柚瀬のあさん(日本大)
群馬代表 橋本菜那さん(青山学院大)
埼玉代表 早川千鶴さん(早稲田大)
千葉代表 中村詩梨さん(青山学院大)
東京代表 杉山莉子さん(拓殖大)
神奈川代表 治田千里さん(日本工学院専門学校)
新潟代表 網代和花さん(新潟大)
京都代表 石川芹稜さん(東京女子大)
大阪代表 花山真耶さん(関西外国語大)
兵庫代表 南佳那さん(関西学院大)
鹿児島代表 斎藤奈菜香さん(東京通信大)

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