BOYNEXTDOOR、メディアショーケースで最新曲2曲を披露「僕たちの経験も盛り込んだ一枚」

グローバルボーイグループ・BOYNEXTDOORが9日にソウル・ブルースクエアマスターカードホールにて、3rd EP『19.99』のメディアショーケースを開催した。

3rd EP『19.99』のメディアショーケースを開催したBOYNEXTDOOR【写真:(P)&(C)KOZ Entertainment.】
3rd EP『19.99』のメディアショーケースを開催したBOYNEXTDOOR【写真:(P)&(C)KOZ Entertainment.】

今作3rd EP『19.99』をリリースする

 グローバルボーイグループ・BOYNEXTDOORが9日にソウル・ブルースクエアマスターカードホールにて、3rd EP『19.99』のメディアショーケースを開催した。

 BOYNEXTDOORは、SUNGHO、RIWOO、JAEHYUN、TAESAN、LEEHAN、WOONHAKの6人で結成。「隣の少年たち」という意味を持ち、親しみやすく、自然な魅力で人々の心に寄り添っていくという意味が込められている。2023年5月に1st Single『WHO!』でデビュー。24年7月10日にはJP 1st Single『AND,』で待望の日本デビューを果たし、発売月だけで出荷量25万枚を超え、日本レコード協会ゴールドディスク認定作品のプラチナ認定を授与された。

 今作3rd EP『19.99』は、20歳になる直前の状態を「19.99」という数字で表現し、10代と20代の境界に立った若者の率直な考えと悩みを盛り込んでいる。とくに、来年20歳になるメンバーのWOONHAKをはじめ、20代になったばかりのメンバーたちが感じた寂しさ、自由、自信など多様な感情をベースに、これまで以上にJAEHYUN、TAESAN、WOONHAKが作詞・作曲に参加した。

 メディアショーケースでは、3rd EP『19.99』のタイトル曲『Nice Guy』と、2日に公開した先行配信曲『Dangerous』をステージにて披露した。

 フォトタイムでは1人ずつステージに登場し、カメラに向かってそれぞれの決めポーズをして見せた。そして、6人そろってのフォトタイムも終えると、メンバーらは「今日はありがとうございます。新曲でカムバックできてうれしいです。すてきなステージを披露したいと思います」と取材陣にあいさつした。

 準備が整うと、早速『Nice Guy』を披露。WOONHAKのソロから始まり、ワンフレーズずつメンバーらが順に歌いながらも、センターが次々に変わるフォーメーションで見事なパフォーマンス力を見せつける。軽快でグルーブが感じられるダンスナンバーとなっており、誰でも真似ができる印象的な振り付けも含まれている。ピースとともにメンバーたちがにっこりと笑う場面もあり、かわいらしさも垣間見えた。

 パフォーマンスを終えると、SUNGHOは『19.99』について「今回は日本での活動をしながらの準備となりました。こんな僕たちの努力の花を咲かせるものになったら」とアピール。作詞・作曲に参加したTAESANも「19.99歳を経験した方なら、今回のアルバムには誰でも共感できると思います。収録曲の『20』では『20歳になったら、なにか成果を出せていると思っていたのになにもできていない』という気持ちを表現していたり、『Call Me』は疲れた人を慰める曲になっていて、僕たちの経験も盛り込みました」と明かした。

 さらに、楽曲『Nice Guy』について、RIWOOは「気楽に聞ける曲であり、一緒に歌う楽しさもある曲です。ステージでかっこよさを見る楽しさがある一方で、後半には一緒に歌うという楽しさもあります」とポイントを語った。

 また、『Nice Guy』のミュージックビデオを撮影したときのエピソードを聞かれると、WOONHAKは「MVのマンションの床を破って下に落ちるシーンでは、初めてワイヤーをつけました。高いところから落ちたのですが、映画のヒーロー・アベンジャーズになったような気分になれました」とニッコリ。LEEHANも「香水をつけたり、犬と触れ合ったりしました。監督さんが『自由にやっみて』と言ってくださって、鏡を見てウインクやかっこいいポーズをして、楽しむことができました」と振り返った。

24年7月10日に日本デビューを果たした【写真:(P)&(C)KOZ Entertainment.】
24年7月10日に日本デビューを果たした【写真:(P)&(C)KOZ Entertainment.】

質疑応答では“BOYNEXTDOORの強み”についての話題も

 白や淡い水色・グレーで統一したオーバーサイズの衣装に着替えて再登場すると、『Dangerous』をパフォーマンス。『Nice Guy』とはガラリと雰囲気を変え、WOONHAKの妹がナレーションで楽曲に参加しているという仕掛けもある楽曲だ。

 質疑応答の時間には記者から「今回の楽曲は、BOYNEXTDOOR従来の“耳に残る音楽”とは少しちがっているのでは」という声が上がると、JAEHYUNは「僕は、『Nice Guy』を聞く度にちがう印象を抱きました。何度聞いてもちがう良さが感じられるというのは、この曲の魅力だと思っているので、タイトル曲にしました。また、これまでのアルバムごとに僕たちは少しずつ変わっていますし、ファンに新しい姿をお見せしたいですし、新しい姿を見せることこそが僕らのやるべきことだと思っています」と自信を見せた。

 また、現在高校3年生のWOONHAKが誕生日を迎えると、メンバー全員が20代となる。そんなWOONHAKは「僕はまさに19.99歳です! 今回のアルバムでは、メンバーが大人になる過程を見せたいです。全員が20代になることで、さらに成長している姿を見せられると思っています。また、個人的にも今回の活動を通して国民的アイドルと呼ばれたいと思っているので、そうなれるように頑張ります!」と語った。

 さらに、BOYNEXTDOORの強みを聞かれると、SUNGHOは「ステージ上でどうすれば見てくださっている方とコミュニケーションがとれるのか、よく話し合っています。多くの方に僕たちのステージを見て『楽しかった、記憶に残った』というコメントをいただけていることも強みだと思います」と力強く語った。

 最後は、JAEHYUNが「お忙しいところ、ありがとうございました。本日から『19.99』の活動が始まります。僕たちならではの個性あふれるステージを披露していきますので、あたたかく見守っていただけたらと思います」とあいさつし、メディアショーケースを締めくくった。

次のページへ (2/2) 【写真】ソロカットを含むメディアショーケースのアザーカット
1 2
あなたの“気になる”を教えてください