トム・ブラウン、まさかの絵本オファーに「頭おかしいですよ」 読んでほしい人は「蓮舫さん、岸田さん」
お笑いコンビ、トム・ブラウンが8日、都内で行われた絵本『がったい!』の発売記念会見に登壇。絵本の読み聞かせを実演し、本作の裏話を明かした。
お馴染みの合体漫才が絵本化
お笑いコンビ、トム・ブラウンが8日、都内で行われた絵本『がったい!』の発売記念会見に登壇。絵本の読み聞かせを実演し、本作の裏話を明かした。
中毒性の高いネタと狂気の展開で、圧倒的な人気を誇るトム・ブラウンの鉄板ネタが、作・こにしけい氏&たなかけんた氏、絵・萬田翠氏によって絵本化。『M-1グランプリ2018』決勝でも話題になったおなじみの合体漫才をベースに、子どもから大人まで笑って楽しめる絵本になった。
みちおは、まさかの絵本オファーを振り返り、「会ったことのない男性から『あなた方の漫才を絵本にしたい』と言われて、最初はドッキリかと思った。顔見せをしたときに、『なんで僕らの漫才を絵本に?』と聞いたときに、何かと何かを合体させて、何ができあがるのか考えるのが知育にいいと。知育にいいんだと思って、よろしくお願いしますという経緯です」とコメント。布川ひろきは、「ニューヨークからわざわざ僕らにこの絵本の話をするためだけに来たらしい。頭おかしいですよ」と回想した。
注目してほしいポイントを聞かれると、みちおは「絵ですね。普段の漫才で見ることができない合体の進行、絵と僕らがやっている漫才が直結して直接伝わる気がして面白いです」と回答。布川は「僕らのネタは非常に分かりづらい。絵があると分かりやすくなる」と話し、「しかも僕たちはキモいんで、こんなにかわいく描いていただけているので、普段、僕らのことをキモくて見たくないという方も見られると思います」と自虐的に語った。
「どんな人に読んでほしい?」という質問にみちおは、「まだ意識が定まる前の、脳がぐにょぐにょの状態の人間」と狂気の回答をし、「これを読んで頭が柔らかくなることで、いろんな分野のエキスパートになれると信じている。いずれ官僚にしたい子どもとかに読んでほしい」と熱弁。布川は「お堅いお仕事の方、疲れている方にも見てほしいです。頭が空っぽになると思うので。蓮舫さん、岸田(文雄)さんにも見てほしいです」とアピールしていた。