【光る君へ】福崎那由他が思う道雅の父・伊周への感情「『おまえとは違う』と言いたい」
俳優・福崎那由他が8日、NHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)の第34回について、演じる自身が思う伊周の長男・藤原道雅の心境を同ドラマの公式ホームページの企画「君かたり」で紹介した。「君かたり」は注目シーンなどを撮り終えたキャストが現場で撮影シーンや演じる人物への思いを語る企画。
藤原伊周の長男・藤原道雅を熱演
俳優・福崎那由他が8日、NHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)の第34回について、演じる自身が思う伊周の長男・藤原道雅の心境を同ドラマの公式ホームページの企画「君かたり」で紹介した。「君かたり」は注目シーンなどを撮り終えたキャストが現場で撮影シーンや演じる人物への思いを語る企画。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
「道雅という役を頂いた時、いろいろちょっと調べてはみたんですけど、結構、事件を起こしているというか……なかなか破天荒な人生を歩んできたような、そんな一人だと思うので、それが今はまだ出ている時点では16歳の子どもですけど、それが大人になって、どんどん、どう変わっていくのかなっていうのが、すごく僕も一人の見ている人として、すごく楽しみだなというふうに思います」
反発する道雅についての思いも紹介。
「きっと父親の背中とかは、多分見てきたと思うんですよね。でも、その野心あふれる姿だったり、自分の出世、出世とか、そういうふうな背中を見てしまうと、どうしても自分はそうなりたくないみたいな、そういうのに縛られたくないみたいな、そういう気持ちがちょっとずつ芽生えていったんじゃないかなと思うんです。でも、年齢的な反発も結構大きいと思うんですよね。16歳とか、そういう頃の親に反発しちゃったりとか、身近な人に反発しちゃったりする気持ちというのが多分、大きいと思うので。多分、好きなところがないということではないと思うんですよ。父親として尊敬できる部分はあるけど、やっぱりその、時期的なものでそういうふうに思ってしまっている部分が大きいのかなって思っています」
父・伊周との関係性にも言及した。
「野心のある自分の出世とか、そういうものに対して強い思い入れがある父親で、小さい頃に父親とあまり関わる時間が少なかったんじゃないかなというか、どうしてもないがしろじゃないけどほっておかれることが、1人の時間が多かったというふうに僕は解釈していて、だからそれもあって『父親のようにならないぞ』という反発心みたいなものとかが芽生えてきたんじゃないかなと僕は思っています。どうなりたいというよりも『おまえとは違う』とういうことが言いたいのかなって」