【光る君へ】柄本佑が感じる父としての道長「彰子が満足して幸せに思えるような状況を」
俳優・柄本佑が8日、NHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)の第34回について、自身が演じる道長が娘・彰子(見上愛)を思う心境などを同ドラマの公式ホームページの企画「君かたり」で紹介した。「君かたり」は注目シーンなどを撮り終えたキャストが現場で撮影シーンや演じる人物への思いを語る企画。
彰子の父・藤原道長を熱演 まひろとは「ビジネスパートナーとしての絆」
俳優・柄本佑が8日、NHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)の第34回について、自身が演じる道長が娘・彰子(見上愛)を思う心境などを同ドラマの公式ホームページの企画「君かたり」で紹介した。「君かたり」は注目シーンなどを撮り終えたキャストが現場で撮影シーンや演じる人物への思いを語る企画。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
「これから帝(一条天皇)が彰子に手を触れてくれるようにいろいろと動くんですけど、いろいろ政治的なこととか皇子を産んでほしいとか、そういったことも本来であれば、あってしかるべきというか、そんな感じはするんですけど、今回の道長さんに関して言えば、本来であれば入内させずに結婚して子どもを産んで幸せに暮らしていくことを一番に道長さんは思っているんだけど、いろいろな政に巻き込んでしまっているので、より、その中でも彰子さんが一番幸せをつかめるようにしてあげたいなという、政治家というよりは一人の父親としての思いの方が強くて動いているんじゃないかなという気がします」
父親としての道長の思いについての説明はまだ続いた。
「実際、この人の場合は権力があって動けるので巻き込んでしまったという責任もあるし、周りからすれば、当然といえば当然かもしれないけれど、道長としては、できるだけそういったことをしたくなかった人なので、してしまったからには、せめて幸せであってほしいというか、幸せに生きてほしいというのはあるんじゃないですかね。それは内裏の中での周りからの見られ方とか、女子たちのひそひそ声とかに関しても、そういったことも含めていい形で彰子が満足して幸せに思えるような状況をつくってあげたいというふうなことかなと思います」
彰子に仕えるまひろについても言及した。
「ビジネスパートナーとしての絆みたいなものができたような気がしますけど、今はわりと、彰子に対する気持ちで、そこに『まひろ頼む』というふうな……ただ、特別な思いではあるんですけど、ほかの人には頼めないことだし、彼女の才を認めてというところではあるので、今はともに盛り上げていってくれないか、というふうなところなのかなと思います」