池松壮亮が才能溢れる15歳・越山敬達の素顔を紹介 カンヌ映画祭での珍発言を明かす

映画『ぼくのお日さま』(13日全国公開)の先行公開記念舞台あいさつが都内で行われ、俳優の越山敬達、中西希亜良、池松壮亮、商業映画デビューとなった奥山大史監督らが登壇。池松と奥山監督が、主人公を演じた越山の素顔を明かす場面があった。

イベントに登壇した池松壮亮(左)と越山敬達【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登壇した池松壮亮(左)と越山敬達【写真:ENCOUNT編集部】

映画『ぼくのお日さま』先行公開記念舞台あいさつ

 映画『ぼくのお日さま』(13日全国公開)の先行公開記念舞台あいさつが都内で行われ、俳優の越山敬達、中西希亜良、池松壮亮、商業映画デビューとなった奥山大史監督らが登壇。池松と奥山監督が、主人公を演じた越山の素顔を明かす場面があった。

 本作は、雪の降る街を舞台に、吃(きつ)音を持つホッケー少年のタクヤ(越山)と、フュギュアスケートを学ぶ少女・さくら(中西)、そして元フィギュアスケート選手でさくらのコーチ・荒川(池松)の3人の視点でつむがれる物語。奥山監督は、大学在学中に長編初監督作となる『僕はイエス様が嫌い』(2019)を制作し、史上最年少となる22歳で、第66回サンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を受賞しており、注目を集める監督の1人に数えられている。

 本作で映画主演デビューとなった越山は、ドラマ『天狗の台所』(2023)にメインキャストとして初出演。アーティスト・演劇集団のEBiDAN(恵比寿学園男子部)の研究生・EBiDAN NEXTとしても活躍しているフレッシュな才能あふれる15歳だ。

 奥山監督はアイスホッケーとアイスダンスが初挑戦となった越山について、「アイスダンスは上達が早くて頑張っていた」と称賛したが、「アイスホッケーはすごく嫌そうでしたね。毎回、防具を付けられるのが」と暴露。まさかの告発に越山は、「ガンダムみたいで重いので……。普段、動きたくてしょうがない僕からしたら、動けないことが嫌でした」と苦笑いを浮かべた。

 池松も第77回カンヌ国際映画祭に参加した際の思い出を振り返るコーナーで、「敬達に『いろんな人がいたけど、誰が一番感動した?』と聞いたら、『ゆりやんレトリィバァさんです』って」と珍発言を紹介し笑いを誘った。

 舞台あいさつには、本作が生まれるきっかけであり、タイトル、主題歌にもなった『ぼくのお日さま』を手掛けたハンバート ハンバートの佐野遊穂と佐藤良成も登壇した。

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