葉加瀬太郎、ラムゼイ・ハント病を公表「顔面左半分が全く動かない」 演奏には支障なし

バイオリニストの葉加瀬太郎が6日、公式サイトで現在、顔面神経麻痺のラムゼイ・ハント症候群であることを公表した。

葉加瀬太郎【写真:塩見徹】
葉加瀬太郎【写真:塩見徹】

7日からの全国ツアーは決行「ぜひ魂の音楽を聞きに来て」

 バイオリニストの葉加瀬太郎が6日、公式サイトで現在、顔面神経麻痺のラムゼイ・ハント症候群であることを公表した。

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 葉加瀬は、8月に異変を感じ、すぐに病院でMRIを撮るなど検査を行った。診断の結果、脳には異常はなく、顔面神経麻痺のラムゼイハント症候群であることが判明したという。

 関係者によると現在のところ演奏に大きな影響はないとの判断で、治療を続けながら、7日から始まる全国ツアー『葉加瀬太郎 コンサートツアー2024 TARO HAKASE & THE LADS VIBRAN』は予定通り開催すると発表。葉加瀬は「顔の左半分以外は元気いっぱいです」とつづり、全国のファンの笑顔を見るのを楽しみにリハーサルに臨んでいるという。

 葉加瀬は、今年、KRYZLER&KOMPANY以来となる平均年齢60歳の新バンド・TARO HAKASE&THE LADS(タロウ・ハカセ・アンド・ザ・ラッズ)を結成。8月にリリースしたオリジナルアルバム『VIBRAN』を引っ提げて、初日となる7日の神奈川・相模女子大学グリーンホール(相模原市文化会館)を皮切りに全国を回る『葉加瀬太郎 コンサートツアー2024 TARO HAKASE & THE LADS VIBRAN』がスタートする。

オフシャルサイト全文

今日は皆さまにご報告があります。
葉加瀬太郎コンサートツアー2024は僕にとって新たな挑戦であり、ワクワクが止まらないほど楽しみにしていたツアー。そんな平均年齢60歳のメンバーと結成したバンド、TARO HAKASE&THE LADS の全国ツアーを目前に控えた先月のある朝、僕の身体に異変が起きました。

左目がむず痒く、まつ毛が入ったのか、ものもらいが出来たのか何かそんな感じでした。午後、いつものラジオ番組の収録の際、ゲストとの記念撮影でスマイルしようと思ったら顔の左半分が動かない事に気づきました。

その日のうちに病院にかけ込み、すぐMRIを撮り脳には異常がない事を確認しました。
しかし診察の間も顔の違和感は増すばかり。

その後、顔面神経麻痺のラムゼイ・ハント症候群と診断されました。一昨年にジャスティンビーバーが公表したのと同じ症状で、気が付いたら僕の顔面左半分は全く動かなくなっていました。

それから、ありとあらゆる治療を試みていますが、この病は安静にする事が一番とのこと。
であればツアーをキャンセルするべきか、決行するかと随分と悩みました。

でも、コンサートは僕の人生そのもの。
まして今回はこのバンドにとって初めてのツアー。僕には中止する理由は見つかりませんでした。

ツアー初日までに症状が治ってくれれば良かったのだけど、完治まではまだまだ程遠いらしい。
日常生活に支障がないとは言えない状況ではありますが、先日の5日間のリハーサルは滞りなく、それどころか僕が今までに経験した事のないくらいエキサイティングなものでした。

皆さんが楽しみにしてくださっているコンサート中のトークは少しばかり上手く出来ないかもしれませんがいつも通り、というか、いつも以上に楽しいコンサートをお届けするつもりです。
ご心配おかけしますが顔の左半分以外は元気いっぱいです。
今年のスーパーサウンドを楽しみにしていてください。ぜひ魂の音楽を聞きに来てください。
会場でお会いしましょう。

9月6日
葉加瀬太郎

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