お笑いタレントの森脇健児が4日、ABC『これ余談なんですけど…』（水曜午後11時10分）に出演。かつてフジテレビ『夢がMORI MORI』で共演したSMAPについて語った。

　MCのかまいたち・濱家隆一が当時のSMAPについて興味深そうに質問。森脇は「SMAPはのちにあんなスターになって、今も（オートレーサーに転身した）森（且行）君も含めて全員スターですけど」と前置きしつつ、「やっぱり、みんなマジメでしたわ。ほんで謙虚でしたわ」と明かした。

「芸能界にいると、たまに変な付き合いというか、『ちょっと飲みに行かない』とかいうて“お誘い”もあったりするじゃないですか。僕の知ってる範囲は、（SMAPは）まったくそういう付き合いはなく、自分らだけで集まってましたね」と続けた。

　ゲストとして出演した久本雅美が「みんなええ子ですよね。みんなマジメ」と印象を口にすると、森脇は「ええ子。（当時）ウチに来てくれて、『みんなで焼肉しようや』とか言うてやって。『とにかく金・酒・女・時間・あいさつ気ぃつけんねんぞ』と。『女性も気ぃつけろ』言うてたら、みんな『はい』ってね。ようマジメに聞いてくれましたよ。『素直な心、謙虚な態度、感謝の気持ちや』言うて」と忠告を素直に受け入れてくれたとした。

　濱家は漫才用スーツの内側に、森脇のモットー“素直、謙虚、感謝”と刺繍（ししゅう）を入れているという。実際にスーツを見ている森脇は「濱家君は“森脇一門”で言うたらSMAPの弟弟子」と表現。笑いが起きる中、濱家が「すごいとこに位置してた」と驚くと、森脇は「森君とかに会うたら『兄さん』って言わなあかんで。“木村（拓哉）兄さん”“中居（正広）兄さん”って言わなあかんで」と指導。濱家は「森脇一門やったんや、僕は」とかみしめるように話した。