歌手でタレントのあのが4日、都内で写真集『あの在処』（小学館）の発売記念プレス取材会に出席した。

　5年ぶりとなる写真集は、プライベートでも交流のある写真家・川島小鳥氏が撮影を担当。新潟県佐渡島をロケ地としている。佐渡島をチョイスしたのは、あのの「頭もこんがらがる日々だったからせっかくなら自然のあるところで撮りたい」という要望から。川島氏の提案を受け、佐渡島となったという。

　多忙なあのは「頭がこんがらがっちゃう日々だった」と多忙ぶりをチラリ。佐渡島は「作り込まれていない島。誰も立ち入っていないんじゃないかってくらい。夜中も人がいなくて、羽が広げられた。とってもリラックスして疲れがとれました」と2泊3日の滞在を振り返った。

　報道陣から「頭がこんがらがるくらい忙しいようですが、普段何をしているときが楽しい？」と聞かれると、「ん？。結局は仕事が楽しいってなって最近は動画編集が楽しい」と回答。さらに「Amazonプライムとかアベマとか、くだらない恋愛リアリティショーを見ているとき。無感情で見られるので脱力しますね。面白いです」と打ち明けた。

　今後注力していきたいのが音楽活動だが、「演技も楽しいです。いま挑戦中なので、それを経て自分がどう思うか、というところ」。日本アカデミー賞を狙うかと聞かれると「考えたことない（笑）」と苦笑した。