羽鳥慎一アナ、24時間テレビの放送を通じてチャリティーの意義を再定義「本質を見つめ直す決意と覚悟を持って」

日本テレビ系の『24時間テレビ47』(8月31日~9月1日放送)の総合司会を務めた羽鳥慎一アナが番組最後に放送意義を説明した。

羽鳥慎一アナ【写真:ENCOUNT編集部】
羽鳥慎一アナ【写真:ENCOUNT編集部】

今年のテーマは「愛は地球を救うのか?」

 日本テレビ系の『24時間テレビ47』(8月31日~9月1日放送)の総合司会を務めた羽鳥慎一アナが番組最後に放送意義を説明した。

『24時間テレビ47』のテーマは「愛は地球を救うのか?」で、総合司会は上田晋也(くりぃむしちゅー)、羽鳥アナ、水卜麻美アナが担当した。

 今回の24時間マラソンは「全国の児童養護施設に募金マラソン」と位置付けられ、かつて同施設で生活していたことを公表したやす子がチャリティーランナーを務めた。

 羽鳥アナは「お預かりした寄付金は全額、児童養護施設のために使わせていただきます。全国610か所の児童養護施設に必要な物を聞いたアンケート結果に基づいて、年末から来年の4月にかけてお届けする予定です」と説明。やす子はその額に驚きながらも、「アンケートで自転車や図書券が欲しいと言っている子どもたちがたくさんいたので、届けたいと思います」と誓った。

 さらに、羽鳥アナは「今年は番組1回目からの大テーマ『愛は地球を救う』にクエスチョンマークを付けました。原点に立ち戻り、番組の意味を考え直す、チャリティーの本質を見つめ直す決意と覚悟を持って挑みました。どれだけの方にご理解頂けるか分かりません。ただ放送しないことでチャリティーが届かなくなってしまうところもある。継続することに意味があるのではないかという思いで私たちは今年の放送を決断しました。能登の被災地復興支援、やす子さんのマラソンを通して児童養護施設への目的の募金を設けさせていただきました。このマラソンの中に、やす子さんが作った輪の中に、番組をご覧いただいたみなさんが加わっていただけたのかなと思っています。今年も24時間テレビご参加頂き本当にありがとうございました」と視聴者に感謝を伝えた。

 なお、同番組を巡っては昨年、寄付金の着服問題が発覚していた。

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