『24時間テレビ』愛は地球を救えたのか? 日テレ部長「熱い番組をお届けすることができた」
8月31日~9月1日にかけて放送された日本テレビ系『24時間テレビ47』の視聴率や募金総額が発表された。「愛は地球を救うのか?」のテーマで放送された今回の『24時間テレビ』について、同局のコンテンツ戦略本部コンテンツ戦略局 総合編成センター部長・江成真二氏がコメントした。
募金額4億円超、瞬間最高視聴率はやす子のゴール直後
8月31日~9月1日にかけて放送された日本テレビ系『24時間テレビ47』の視聴率や募金総額が発表された。「愛は地球を救うのか?」のテーマで放送された今回の『24時間テレビ』について、同局のコンテンツ戦略本部コンテンツ戦略局 総合編成センター部長・江成真二氏がコメントした。
全枠平均視聴率は個人7.5%(歴代22位)、コア4.7%(歴代28位)世帯12.5%(歴代30位)。瞬間最高視聴率を記録したのは、お笑いタレント・やす子が東京・両国国技館にゴールした直後の午後8時45分で、個人17.7%、コア13.5%、世帯25.4%となった。
公表されたマラソン児童養護施設募金は4億3801万4800円(番組終了時点)。従来の一般募金総額は10月に発表予定となっている。
今回の『24時間テレビ』について江成部長は「これまで『愛は地球を救う』をテーマに多くの皆さまと作り上げてきた24時間テレビ。今年は番組をもう一度見つめなおし、今一番必要な支援は何なのか? お預かりした募金をどこに届けるべきなのか? ゼロからのスタートの意味を込め『?』をつけ制作を行ってきました。メイン会場である両国国技館に集まったお客さまをはじめ、さまざまな挑戦をしていただいた皆さま、そしてキャッシュレスや対面などあらゆる形で募金をいただいた皆さまなど多くの人に支えられて熱い番組をお届けすることができたと思っております」とコメント。
そして「今年は上田晋也さん、羽鳥慎一さん、水卜麻美アナウンサーという3人の総合司会を中心に、日頃からチャリティーに取り組む方々に24時間テレビからメッセージを発信していただきました。なかでも歴史的猛暑の中黙々と練習に励み、児童養護施設への募金ランを走り切ったやす子さんの挑戦は我々に勇気を与えてくれるとともに、放送終了までで4億3801万円もの募金をお預かりすることができました」と感謝した。
また、「今回3回目の総合演出担当となった上利竜太ディレクターのもと、新たな24時間テレビを作り上げるべく、これまで以上にベテランと若手がつながりあい本番に臨みました。全枠の平均視聴率においては、個人全体で7.5%と、本当に多くの視聴者の皆さまにご支持いただきました。番組の思いにご賛同いただき、取材にご協力いただいた皆さまと制作陣の熱意が多くの方に届いたことを大変うれしく思っております。心より感謝申し上げます」と視聴率にも言及。
最後に「今年も24時間テレビ募金にたくさんの皆さまから善意をいただきました。本当にありがとうございました。来年もさらに思いのこもった24時間テレビをお届けしてまいります」と改めて感謝するとともに、来年に向け意気込んだ。