【光る君へ】吉高由里子が思い出した「ききょうの激推し爆誕回」 一条天皇と会ったまひろの心境
俳優の吉高由里子が1日、NHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)の第33回で描かれた自身が演じる主人公・まひろと中宮・彰子(見上愛)との関係性や一条天皇(塩野瑛久)への思いについて同ドラマの公式ホームページの企画「君かたり」で明かした。「君かたり」は注目シーンなどを撮り終えたキャストが現場で撮影シーンや演じる人物への思いを語る企画。
公式ホームページの企画「君かたり」で明かすまひろの思い
俳優の吉高由里子が1日、NHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)の第33回で描かれた自身が演じる主人公・まひろと中宮・彰子(見上愛)との関係性や一条天皇(塩野瑛久)への思いについて同ドラマの公式ホームページの企画「君かたり」で明かした。「君かたり」は注目シーンなどを撮り終えたキャストが現場で撮影シーンや演じる人物への思いを語る企画。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
「わりと、まひとは人間味のある人たちばっかり見てきたと思うし、自分もそうだと思うし、人々の生活とか暮らしの中で何も知らない人と出会うというのも初めてだと思うし、何も表に出さない、感情もそうだし、表情もそうだし、意志もそうだし。そういう人にどう触っていいのか分からない、初めて見たものを触るような感覚なのかなと思ったりとかして。でも、どんどん、まひろにだけ心を開いていく彰子との関係性は、誰にも見えない関係性を築いていくっていうのが、まひろにとってもすごく初めての経験で、ちょっと一喜一憂もあると思います、ここから2人の関係性で。これがうれしいのか、これは違ったのかというのがあると思うんですけど。
やっぱり誰かの特別な人になれたという感覚は誰でもうれしいんじゃないかなと思いますし。ききょうさんを思い出しましたね。定子さんにお仕えしたときのききょうの激推し爆誕回があったじゃないですか。あの感覚かって。あれとはまた熱量がちょっと違いますけど、内に秘めた熱意は、まひろもここからコツコツコツコツとフツフツフツフツと上がっていくんじゃないかなというふうに思いました」
まひろを覚えていた一条天皇についても言及した。
「会った時に名前も、言った言葉も分かってくれている人って思った瞬間、『この人に向けて書きたい』という気持ちのエネルギーはだいぶ変わってくると思いますし、もっと想像するんじゃないですかね。その人が面白くなるようにとか、何が好きなのかとか、左大臣(道長)からいろいろ聞いたとは言っていたけど、そこからプラスアルファで自分の思いとか願いとか、そういう膨らませた気持ちを届けたい気持ちにくっつけて一条天皇に献上したいという気持ちは、あのシーンで爆誕したんじゃないですか(笑)」