TKOのKOC“初戦敗退”は「人間性でしょう」 納得いかない木下隆行に大久保佳代子がバッサリ

お笑いコンビ・TKOの木下隆行が29日深夜、レギュラーを務めるMBSラジオ『ゴチャ・まぜっ天国!』(木曜深夜1時)に出演。冒頭で「僕の夏は終わりました」と口にし、キングオブコントで準々決勝敗退したことを報告した。

TKO・木下隆行【写真:ENCOUNT編集部】
TKO・木下隆行【写真:ENCOUNT編集部】

落選発表に木下「ドッキリやと思った」

 お笑いコンビ・TKOの木下隆行が29日深夜、レギュラーを務めるMBSラジオ『ゴチャ・まぜっ天国!』(木曜深夜1時)に出演。冒頭で「僕の夏は終わりました」と口にし、キングオブコントで準々決勝敗退したことを報告した。

 決勝進出経験者のためシードされたが、まさかの”初戦敗退”。コンビで47都道府県を回り、自信満々だった木下は「優勝するぞってみんなに言うてましたけど、敗退しました。ありがとうございました」と報告。番組で常に木下へのあたりが強いオアシズ・大久保佳代子は「はやっ」と反応した。

 事前の高評価を聞いていた大久保は結果に驚きながら、当日の手応えを確認。木下は「めちゃくちゃウケたんですよ。ありがたいことに。スタッフの方も(キングオブコントの)運営の方も芸人側も“(次へ)行きましたね”と“おめでとうございます”っていうぐらいの言葉も(あった)。密着もスケジュール入ったりとか、運営も動いていただいたりとかして、TBS側の」と順調な滑り出しを確信していたという。

 決勝進出4回で過去に準々決勝敗退はなし。木下は「今までの(騒動で)フリが効いてるし、助走も効いてるし。我々が最年長でしょう。“不祥事コンビ、もう一度立ち上がる”ってドラマとして完璧なんですけど。落ちました」と予想外だったとした。落選理由について「審査員に言うて」とした木下は、「TKO(が)大嫌いなんちゃうかな。わからんけど」とヤケクソ気味に発言。大久保は「そこじゃない。人間性でしょう、これはもう」と厳しく言い放った。

 その後、木下は「作戦も正直、ちゃうかったかなって。ネタのチョイス。僕なりの分析」と前置きすると、出た答えの1つとして「5年目、6年目の若手がやっても、ある程度ウケるネタをしてしまったことかな」と説明。芸歴30年以上の不祥事を起こした2人の11年ぶりの挑戦という前提で「TKOらしさ、50歳が背負って、11年ぶりに満を持して出てきたときにやるネタがもうちょっとあったような気がしましたね」と悔やんだ。

 鬼ケ島・おおかわらから『THE SECOND』挑戦を勧められたが、大久保は「世の中が許してない。表面的には再起って大事だから…」と根本的な問題を指摘。騒動から5年経過した木下は「“反省してんのか、お前”みたいな、いまだにDM来る」と告白し、「そんな顔しとかなあかんのか、一生」と嘆いた。大久保は「やってしまったことへの“影”はにおわせてほしいのよ」と助言した。

 木下が「オレには(反省)ないって感じします? こいつゼロで生きてんなって感じですか」と尋ねると、大久保は「私たちは思わないよ。近くでいるから。もっと遠い人はもしかしたら“こいつ忘れてんちゃうか”っていう人は(いるかも)」とした。木下は「渡部(建)見てても、フジモン(藤本敏史)見てても腹立つか」と質問。大久保は「渡部さんは腹立つね」と言いつつ、「だからといって、いつまでも“申し訳ない顔”をベースにされても、もういいというか。まあ、だからこれが罪を犯すとこういうことだってことだね」と毒舌で私見を披露した。おおかわらが「渡部さんは“申し訳ないモード”を結構キープしてますよね」と話すと、木下は「フジモンないよね」と続いた。

 16日の落選発表は地方滞在中で、カメラを回してスタッフから伝えられたという木下は「ドッキリやと思った」といい、事実と知ったあとは涙が出たとした。大久保から「引退とかはホントやめてもらいたい。引退とか考えてる……」と言われると、驚いた木下は「すごいいま前向きで、来年も(キングオブコントを)受けよう思ってる」と現在の心境を吐露。大久保は「もう前向きになれた」とあきれ気味だったが、木下は「引退はしませんので。また来年も頑張りたいと思います」と力を込めた。

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