次期朝ドラ『おむすび』語りはリリー・フランキー「参加できますことを誇りに思います」

俳優の橋本環奈が主人公・米田結を演じる2024年度後期のNHK連続テレビ小説『おむすび』の「語り」を俳優のリリー・フランキーが担当することが29日に発表された。

『おむすび』の「語り」をリリー・フランキーが担当することが発表された
『おむすび』の「語り」をリリー・フランキーが担当することが発表された

橋本環奈がヒロインを務める同作

 俳優の橋本環奈が主人公・米田結を演じる2024年度後期のNHK連続テレビ小説『おむすび』の「語り」を俳優のリリー・フランキーが担当することが29日に発表された。

 物語は“どんな困難も明るくたくましく乗り越える”をモットーとする平成時代のギャルが栄養士となり、現代人が抱える問題を“食の知識とコミュ力”で解決しながら、縁・人・時代など目には見えない大切なものを結んでいく平成青春グラフィティー。2025年1月17日、阪神・淡路大震災発生から30年を迎えるにあたり、『おむすび』は、阪神・淡路大震災が起きた瞬間とその後を正面から描く。

 語りを担当するリリーは「あの頃は、大きな喪失感に包まれていました。でも、それと同じくらいの優しさや、人々の繋がり、そして文化も生まれていたのです。その時代を丁寧に見つめ、紡いだこのドラマに敬意を表するとともに、参加できますことを誇りに思います」とコメントした。

 また、音楽を担当するのは堤博明氏。作曲家としてドラマ・アニメ・映画作品などの劇伴制作を中心に活動しており、映画『呪術廻戦0』『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』、ドラマ『ベビーシッター・ギン!』『マイホームヒーロー』、アニメ『東京リベンジャーズ』『Dr.STONE』などを担当してきた。

 堤氏は「『おむすび』の音楽には、自分がリアルに体感してきた“平成”のできごと、生きる中でたくさんの人が与えてくれた優しさや経験を栄養素のようにたっぷりと盛り込んでいます。結たちの人生の様々な場面に寄り添いながら、人と人との縁を結んで一緒に成長していく。そんな生き生きとした息づかいが感じられる音楽のかたちを目指し、視聴者の皆さまに毎朝元気をお届けできるよう、音楽チームも楽しみながら全力で制作していきます」と意気込んだ。

 また、土曜版ナレーションを高瀬耕造アナウンサーが務めることも発表された。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください