【スカイキャッスル】過去を暴かれた紗英がさらに窮地に 居候・未久と夫・英世の関係も明らかに

俳優の松下奈緒が主演を務めるテレビ朝日系連続ドラマ『スカイキャッスル』(木曜午後9時)の第6話が、29日に放送される。今回は、第5話で“知られたくない過去”が暴かれてしまった松下演じるセレブ主人公・浅見紗英が、更なる窮地に追い込まれる。

ドラマ『スカイキャッスル』で主演を務める松下奈緒【写真:(C)テレビ朝日】
ドラマ『スカイキャッスル』で主演を務める松下奈緒【写真:(C)テレビ朝日】

二階堂杏子は“ピラミッド”を破壊しモラハラ夫・亘に再び立ち向かう

 俳優の松下奈緒が主演を務めるテレビ朝日系連続ドラマ『スカイキャッスル』(木曜午後9時)の第6話が、29日に放送される。今回は、第5話で“知られたくない過去”が暴かれてしまった松下演じるセレブ主人公・浅見紗英が、更なる窮地に追い込まれる。

 同作は、世界的ヒット作『梨泰院クラス』(2020年)を手がけた韓国の大手スタジオSLLが制作し、韓国のケーブルテレビ局・JTBCで18~19年に放送された『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』の日本版。今回はSLLと『梨泰院クラス』の日本版『六本木クラス』(22年)の制作陣が再びタッグを組み、日本を舞台にセレブ妻たちの“壮絶マウントバトル”を描く。高級住宅街・スカイキャッスルに住み、名門・帝都病院の医師を夫に持つ裕福な妻たちが、“裕福で幸せそうに見える暮らし”の中で、夫の出世バトルや子どもの受験バトルなど頂点を極めるために対抗心を燃やす。

 第5話で、“アメリカ在住の医師の両親を持ち、ハーバード大学卒”という偽りの肩書でセレブ生活を送っていた紗英の過去が明らかになり、実は児童養護施設出身で父親が犯罪者であることが知れ渡ってしまった。スカイキャッスルの住民は紗英を軽蔑し、仲の良かった友人の夏目美咲(高橋メアリージュン)までもが、手のひらを返したように「いくらキレイに着飾っても過去は変えられないよ。劣等感が透けて見えるだけ」と紗英を罵倒する。

 さらに、手塩にかけて育ててきた娘・瑠璃(新井美羽)は「ママを軽蔑してる」と紗英を拒絶し、敏腕受験コーディネーター・九条彩香(小雪)にますます傾倒していく。娘の言動について夫で帝都病院脳神経外科医の英世(田辺誠一)は、「本当の原因は君にあるんじゃないのか?」と紗英を冷遇する。さらに次女・真珠(白山乃愛)も、姉ばかりを気にかける紗英に正面から反発するように。スカイキャッスルでも家庭でも孤立した紗英は、“家庭内での居場所”も“母親としての存在意義”も失っていく。

 そんな中、“ある事件”が発生。紗英は瑠璃の同級生で浅見家に居候している苦学生・山田未久(田牧そら)の実の父親が、英世であることを知ってしまう。

 一方、モラハラ夫・亘(鈴木浩介)が教育の主導権を握る二階堂家では、“飼育まがいの教育”から息子・翔(柴崎楓雅)を守るため、妻・杏子(比嘉愛未)が再び立ち上がる。亘が後生大事に飾っている「出世の象徴=ピラミッドのオブジェ」を、「地球は丸いのに、何がピラミッドよ!」と豪快に破壊し、夫に立ち向かっていく。

 また、かつて九条との契約をめぐって紗英と争った杏子は、九条が瑠璃に与えた学内試験の予想問題が脅威の的中率を維持していることや、人心掌握に長けた九条の“真の人間性”についても疑問を持ち始める。漠然とした胸騒ぎを覚えた杏子は、美咲と、同じく受験生の母である小説家の南沢泉(木村文乃)とともに、九条の本性を調べることに。すると、とんでもない新事実が浮かび上がっていく。

次のページへ (2/2) 【写真】浅見瑠璃(新井美羽)の心を掌握する受験コーディネーター・九条彩香(小雪)
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