NHKの『あさイチ』（月～金曜午前8時15分）でMCを務める博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナウンサーらが28日、恒例の朝ドラ受けを展開した。この日の『虎に翼』（月～土曜午前8時）第108回では、働く女性をテーマに描かれた。鈴木アナは女性の労働環境を整えようと動く寅子に「グッときました」と感激した。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　第108回では、裁判所で開かれた中学生向けの勉強会で、男子学生から「女性は働かなくてもいい」という意見が出たことで、小橋（名村辰）が「分かる」と反応。小橋は「できる男と比べられるのも嫌なのに、さらに女とも比べられる。頑張らなくていいのに頑張る女たちに無性に腹が立つ。分かるよ」と言った。だが小橋は最後に学生に向けて「一番になれなくても、おまえのことをきちんとみてくれる人間は絶対にいるから」と伝えた。

　一方、寅子は、判事補・秋山（渡邉美穂）から妊娠の報告を受け、秋山がもし出産後も判事を続けたいなら戻って来られるようにしようと動き出す様子が描かれた。ただ、桂場（松山ケンイチ）には女性の労働環境整備のための意見書を提出したものの、桂場には時期尚早と冷たく言われてしまった。

『あさイチ』では、鈴木アナが「今では当たり前になった時短勤務みたいなものが、こうやって先輩たちが勝ち取ってきたのかなと、今日、グッときました。署名を集めてとかね」と感動していた。

　その後、華丸は「時期尚早、先のばしには我々もしがちですからね」と語ると、大吉も「先延ばし先延ばしにしがち」と反応。華丸は「タイミングは今でしょ」と語り、大吉に「また古い流行語を全力でいきましたね」と言われ、鈴木アナは笑っていた。

　一方、大吉は前日（8月27日）のゲストの松山ケンイチに言及。「同じ人だと、やっぱり思えなかった。すごい気さくな方なんだなと思った」と桂場との違いに驚いていた。