『虎に翼』航一の亡き妻に「初めて見たような」 28歳女優の“正体”は『光る君へ』にも出演中

俳優の伊藤沙莉が、主人公・寅子を演じるNHK連続テレビ小説『虎に翼』(月~土曜午前8時)の第108回が28日に放送された。航一(岡田将生)の亡き妻が“初登場”し、視聴者の注目を集めている。

伊藤沙莉【写真:ENCOUNT編集部】
伊藤沙莉【写真:ENCOUNT編集部】

父・航一の変化にのどかは「よかったんじゃない」

 俳優の伊藤沙莉が、主人公・寅子を演じるNHK連続テレビ小説『虎に翼』(月~土曜午前8時)の第108回が28日に放送された。航一(岡田将生)の亡き妻が“初登場”し、視聴者の注目を集めている。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 稲垣(松川尚瑠輝)・小橋(名村辰)にも手伝ってもらい、裁判所で開かれた中学生向けの勉強会で、男子学生から「女性は働かなくてもいい」という意見が出る。一方、判事補・秋山(渡邉美穂)は妊娠したことを寅子に相談。出産後も秋山がもし判事を続けたいなら、戻って来られるよう居場所を必ず守ると寅子は約束する様子が描かれた。

 また、星家では、寅子と秋山の約束について、航一の長男・朋一(井上祐貴)と長女・のどか(尾碕真花)からは「最初から期待しなかったら傷つかなくて済むんじゃないか」と意見が出た。すると、航一は「なるほど」とつぶやくと、「いや、僕の子どもたちだなと思ってしまって」とその思いを明かした。

 その後、のどかと2人きりになった朋一が「お父さん、よく話すようになったな」と語ると、のどかは「よかったんじゃない。お母さんが死ぬ前に望んでいたこと、寅子さんがかなえてあげたってことで」と続いた。

 朋一が「お母さんは、お父さんが大好きだったな」とつぶやくと、航一の妻・照子の生前の様子が回想シーンとして流れた。13日放送の第97回で、星家を訪れた寅子に、航一が照子ら家族が写った写真立てを紹介する場面があったが、写真以外では“初登場”となった。

 今回の回想シーンに、SNSでは「航一の亡き妻ついに」「おお、照子さん、写真以外で初登場だ」「これが前妻の照子さんか 美男美女カップルですなぁ」「動いている照子さん、初めて見たような」「やっぱり二人はというか、のどかは母親の照子さんのことが大好きだったんだね」などと驚きの声が上がった。

 また、照子を演じるのは、ホリプロタレントスカウトキャラバン「スターオーディション2010」でグランプリとなって芸能界デビューし、大河ドラマ『光る君へ』では藤原顕光(宮川一朗太)の長女で、一条天皇(塩野瑛久)の女御・藤原元子を演じている俳優・安田聖愛(28)だった。

次のページへ (2/2) 【写真】亡き妻・照子の姿
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