飯豊まりえ、感情の“色”が見える捜査官役で主演 新バディに影山優佳「本当に頼もしい」

俳優の飯豊まりえが、10月スタートの読売テレビ・日本テレビ系連続ドラマ『オクトー ~感情捜査官 心野朱梨~Season2』(火曜午後9時)で主演を務めることが28日、発表された。あわせて、影山優佳と浅香航大の出演も明らかになった。

浅香航大、飯豊まりえ、影山優佳(左から)【写真:(C)読売テレビ】
浅香航大、飯豊まりえ、影山優佳(左から)【写真:(C)読売テレビ】

浅香航大は前作に引き続き出演

 俳優の飯豊まりえが、10月スタートの読売テレビ・日本テレビ系連続ドラマ『オクトー ~感情捜査官 心野朱梨~Season2』(火曜午後9時)で主演を務めることが28日、発表された。あわせて、影山優佳と浅香航大の出演も明らかになった。

 同作は、22年に放送された「オクトー ~感情捜査官 心野朱梨~」が、2年の時を経て感情の色が見える感情捜査官、主演の飯豊演じる主人公・心野朱梨(しんの・あかり)が帰ってくる。前作から“感情捜査”がさらにスケールアップした物語。

 愛、悲しみ、怒り、嫌悪などすべての事件には動機となる感情がある。朱梨は人の感情が“色“で見える特殊な力があり、取調室において、そうした感情を見ることで真犯人を見つけ出す。目に見えない感情から不可解な事件の真相に迫る新感覚の刑事サスペンス。

 今回、飯豊の新たなバディ、滝沢美空(たきざわ・みく)を影山優佳が演じる。さらに、前作で飯豊のバディだった風早涼(かぜはや・りょう)演じる浅香航大も引き続き出演する。

 そして朱梨の特殊能力に似た、物や場所に残った感情=残留感情を見ることができるタイ人の殺人事件の容疑者も登場。感情を取り戻した姉が失踪し、知人を殺した容疑で指名手配されてしまう。姉の無実を証明するべく捜査を続ける朱梨。“人の感情が見える刑事”と“モノに残された感情が見える容疑者”が対峙する展開。

影山「まりえさんの空気がすごく温かい」

 以下、出演者3人のコメント全文。

○飯豊まりえ

――オクトー2が決定したと聞いた時の率直な気持ちをお聞かせください。

「純粋にうれしかったです。続編ができるということはシーズン1を皆様に楽しんでいただけたのかなというお返事を頂けたように思えてうれしかったですし、プロデューサーの福田さんの想いに今回も全力で応えていきたいなと思っています」

――飯豊さん演じる心野朱梨の役どころと演じる上で意識している部分を教えてください。

「朱梨は人の目を見ると、感情が色になって見えるという特殊能力を持っています。その能力を使って目には見えない感情を探り、犯人の本当の動機を見つけ出し、真実に辿りつきます。前作で朱梨は犯人の感情を探ることによって、動揺したり同情してしまったりしていたのですがSeason2になり、風早さんがバディの時に隣でやっていてくれたような、“犯人としっかり対峙する”ことを新たなバディの滝沢さんに見せたいという意識をもって演じています。また、2年の時を感じられるように、少しでも朱梨として成長した姿が見せられたらと模索しながら演じています」

――新たに朱梨のバディとなる滝沢ですが、影山優佳さんの印象は。

「影山さん演じる滝沢さんとは常に行動を共にしていて、犯人と対峙するシーンがとても多いのでセリフ量も膨大ですし、炎天下の中、スーツやコートを着て撮影をしているので本当に暑いですが、影山さんはいつも元気でいてくれるので本当に頼もしいバディだと思っています」

○影山優佳

――オクトー2が決定したと聞いた時の率直な気持ちをお聞かせください。

「Season1の時はいち視聴者だったので本当に自分がこの中に入っていいものかという喜びもあり戸惑いもありました。入る前も、撮影が進んでいる今も、やはり不安は大きいですが、それを偉大な先輩方が感じ取って、いつも寄り添ってくださっていて。本当に今回すてきなご縁に恵まれて自分は幸せ者だなと感じています」

――影山さん演じる滝沢美空の役どころと、演じる上で意識している部分を教えてください。

「今回演じさせていただいている滝沢美空は警視庁の捜査一課八係で心野さんのバディとなります。美空は本当に正義感にあふれていていいことはいい、悪いことは悪いとしっかりと判断して、本当にまっすぐ生きてきた人なんだろうなって思っています。そのまっすぐな分、あまり挫折してこなかったのかなとも思っていて、『話せばわかる』という感覚とか、若さ青さゆえ感情移入しすぎてしまうところ、あるいは主観にとらわれてしまったりする部分、刑事としてそしてシンプルな年齢としての青さを、演じるというよりは自分に似ているところもあると思うので、そこを活かしながらお芝居をしようと意識しています」

――共演する飯豊さん、浅香さんの印象は。

「まりえさんはいつも自分の時の流れを持ってらっしゃって、現場の空気感が本当に穏やかで明るいのはまりえさんの空気がすごく温かいからだなって思っています。また、一番近くでお芝居を見させていただいて、セリフの細かい部分や仕草について綿密に監督やチームの皆さんとディスカッションされているのを見て、本当に仕事に対する向き合い方がすてきだなという印象です。浅香さんは役柄としても、先輩として心野さんとさらに後輩の滝沢を見守る立場ですが、そこが浅香さんの立ち姿と重なります。常に一歩引いて、周りが見えていらっしゃって、人の心を読もうとしなくても察せられる方だと思いました。あとは何より風早さんのシーンで何かひと味加えてくださって、段取りの時に次はどんなことをしてくださるんだろうって毎回楽しみで刺激をいただいています」

○浅香航大

――オクトー2が決定したと聞いた時の率直な気持ちをお聞かせください。

「Season1を撮影している時は必死で余裕がなかったのですが、今作に繋がって純粋にうれしかったです。また、Season2にも参加させていただけることは本当にありがたいですし、視聴者のみなさんに楽しんでいただけるよう期待に応えたいです」

――浅香さん演じる風早涼の役どころと、演じる上で意識している部分を教えてください。

「僕の演じる風早は前作から2年が経ち、警視庁捜査一課八係の係長という立場です。班をまとめ、支えていくポジションになり、自分自身の年齢と重なるところもあります。その班で見せる顔や、Season1から築いてきた心野との信頼関係が見える場面、後輩を見守りながら過去の自分と重ねる姿など、さまざまな一面をご覧いただけると思います。係長になり成長しようともがいている姿も含め、涼を演じる上で多面性と緩急を意識して演じています」

――新たに朱梨のバディとなる滝沢ですが、影山さんの印象は?

「今まで風早と朱梨のバディだったところが、朱梨と滝沢2人が並んで取り調べをして、今回は僕が見守る立場というのがとても新鮮です。影山さんは非常に聡明な方で、滝沢という役にぴったりだと思っています」

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