高石あかり、豪華ホテル泊まれず嘆く 「アホみたいに酔っ払って」池松壮亮の思い出話は「聞いてない!」

俳優の高石あかりが27日、都内で行われた映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』(9月27日公開、阪元裕吾監督)の完成披露舞台あいさつに、共演の伊澤彩織、池松壮亮、前田敦子、メガホンをとった阪元監督と共に出席。同作の舞台となった九州での撮影を振り返った。

完成披露舞台あいさつに出席した(左から)池松壮亮、伊澤彩織、高石あかり、前田敦子、阪元裕吾監督【写真:ENCOUNT編集部】
完成披露舞台あいさつに出席した(左から)池松壮亮、伊澤彩織、高石あかり、前田敦子、阪元裕吾監督【写真:ENCOUNT編集部】

小学生時代の通学路・宮崎県庁での撮影に「大人になったな」

 俳優の高石あかりが27日、都内で行われた映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』(9月27日公開、阪元裕吾監督)の完成披露舞台あいさつに、共演の伊澤彩織、池松壮亮、前田敦子、メガホンをとった阪元監督と共に出席。同作の舞台となった九州での撮影を振り返った。

 大勢の観客を前にした高石は「改めて『ベイビーわるきゅーれ』が、多くの方に愛されている作品だなと思い、うれしいです」と笑顔。続けて、前田と共演したことについて「お芝居がすごく好きで。怒る時の声の発し方が違うじゃないですか」と喜んだ。

 前田は同作で、高石と伊澤演じる殺し屋コンビ・ちさと×まひろの、先輩殺し屋を担当しており「2人に食ってかからないといけない役だったので、嫌われければいいなって」と撮影前の心境を吐露。作中には、高石と舌戦を繰り広げるシーンもあったとのことで、前田は「今どきの感じで来てくれるから、30代という感覚を持っていられた!」と感謝していた。さらに、現場での高石、伊澤について「そのままなんです。突如女子高生みたいな時もあるし。でも、お芝居に向き合った時の2人はかっこよかったし、堪らなかったです」と絶賛した。

 この日の舞台あいさつでは、撮影地となった九州での思い出についてもトークを展開。九州出身の高石は「県庁で殺し合いをするって聞いた時は『本当にいいのか……』と思ったんですけど(笑)。県庁は、小学生の時の通学路だったので、そこで殺し合いをするって、大人になったなと思いました」と感慨深げな表情で語った。

 伊澤は、宮崎のホテル「フェニックス・シーガイア・リゾート」に3週間泊まれたことが思い出だと口に。スタッフの部屋に集まり、マッサージをしあったそうで「池松さんめちゃくちゃマッサージうまかった。プロかってくらい」と明かした。

 池松もシーガイアでの出来事を紹介。「オーシャンビューで。東京でこれは撮れないだろうなっていう豪華な絵が撮れています」とアピールし、共演者及びスタッフとの思い出を「大きなプールがあって、プールサイドでアホみたいに酔っ払って、みんなでわいわいやりましたね。青春真っ只中って感じで、そこに混ぜてもらいました」と紹介した。

 実家から撮影現場まで通っていたという高石は「泊まりたかった」と嘆き、池松が振り返った出来事については「聞いてない!」と目を丸くしていた。

 社会にまだ馴染みたくない2人暮らし女子のモラトリアムな日常と、アクションを融合させた唯一無二の世界観でファンを生んだ『ベイビーわるきゅーれ』シリーズ。最新作の舞台は九州・宮崎県で、殺し屋協会に所属するプロの殺し屋コンビ・杉本ちさと(高石)と深川まひろ(伊澤)は、殺しの任務で宮崎県を訪れていた。ミッション中に、同じターゲットを狙う一匹狼の殺し屋・冬村かえで(池松)と鉢合わせ、圧倒的な強さで2人の前に立ちはだかる。

※高石あかりの高の正式表記は、はしごだか。

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