“関西の至宝”ABCアナ、フリー転向を完全否定「リアルに何百回、聞かれた」 後輩にヒロド歩美
ABCの斎藤真美アナウンサーが26日、同局ラジオ『北村真平・斎藤真美 こころ晴天夏休みスペシャル』に生出演し、フリー転向を否定した。上沼恵美子が夏休みのための3時間特番で、『上沼恵美子のこころ晴天』レギュラーの北村アナと共演した。
ラジオ番組で完全否定「なるなら、もっとはよ(早く)なってるわ」
ABCの斎藤真美アナウンサーが26日、同局ラジオ『北村真平・斎藤真美 こころ晴天夏休みスペシャル』に生出演し、フリー転向を否定した。上沼恵美子が夏休みのための3時間特番で、『上沼恵美子のこころ晴天』レギュラーの北村アナと共演した。
抜群のルックスで人気の2012年入社の斎藤アナはこの日、ゲームが大好きなことを告白。『スプラトゥーン』のプレイ時間は通算2500時間超とした。同局テレビ『おはよう朝日土曜日です』などで共演する北村アナは、ファンの多い斎藤アナについて「まだまだ皆さん、斎藤さんのことが見えてない。いわゆる世間一般の女性アナウンサーで思い描いている(華やかな)イメージっぽくない斎藤さんの一面が僕は大好きで」とコメント。
直後に「たとえばですけど、これたぶん、山ほど聞かれたんじゃないですか。“斎藤さん、いつフリーになるの?”みたいな」と前置きすると、「これは僕が一緒に仕事してる時間長いんで、胸張って言いますけど、多分ない」と予想した。斉藤アナは「そうなんですよ! そう」と笑いつつ肯定し、「本当に。リアルに何百回、聞かれたことあるんですね」と打ち明けた。
北村アナは「大変やと思います。それに対しての受け答えとか、答えるパターンとか、どういえば角立たへんとか」とフォローすると、斎藤アナは「入社した時から割と言われ出して。だんだんこう、それが増えて行き、結婚、私30(歳)ぐらいでしたんですけど。4年前ぐらいですかね。結婚した時にちょっと落ち着いたんですよ。“フリーになるの?”が。“ああ、もうこれでなくなるんや”と思ったら、その次、後輩のヒロド歩美さんがフリーになったんで、そこでまた“次、お前やろう”っていうので、またブワーッて増えてきて。”ええ加減にせえよ”って思って。”(フリーに)なるなら、もっとはよ(早く)なってるわ”っていうのでね」と力強く言い放った。
北村アナは、女性アナが一定時期過ぎるとフリー転身がささやかれることについて「なんでなんでしょうね」と口にすると、「いまだにお仕事の中でのやりがいや達成感みたいなものが、きっと我々アナウンサーって“出演単価とか、あるいは視聴率の高い番組につくことが基本的には目標なりゴールなんでしょう”みたいに見られてる気がしますよね。特に女性アナウンサーはそれの色メガネが濃いような気がしますけど」と見解を示した。
「確かに」と同意した斎藤アナは、「“いかに全国ネットの番組に出るか”とか、そういうのを考えられてるかもしれないですけど。私、ABCに絶対入りたいって思った理由が“芸人さんと一番密な局やな”って思ったことなんですよね」と説明。「だから、キー局は、東京の放送局ももちろん、芸人さんとかいろんな方(が)出られてますけど、大きい番組いろいろあって、報道番組であったり、バラエティー番組であったり、ドラマもあるのかな。いろいろある中で、アナウンサーが何するかっていったら、芸人さんとの接点ってすごく少なくなると思うんですよ、率でいうと。でも、ABCって“一番、芸人さんとズブズブや”と思って私は入ったんですよ」と笑った。
「根っからの大阪人」という斎藤アナ。「ABCラジオも高校の時、受験のときとかも聞いてて、芸人さん大好きだったんで。そこで一緒にどんな小さい番組でも、なんやったらイベントの司会でも何でもいいので、芸人さんとお仕事できたらなっていうのでABCに入ったので。これ以上の頂がないんですよね」と思いを吐露。北村アナが「斎藤さんが目指す山っていうのは、世間一般が言っているデカ番組とか、視聴率おばけ番組とかいう山ではないんですよね」とまとめた。
斎藤アナは「ないんですよ。そうなんですよ」と力説した後、「でも、誰もこれ分かってくれない。“また、また”って言われる」と嘆き、北村アナは「言われてるんやろうなっていうのを、僕らはずっと傍目で見てました」と明かした。斎藤アナは「だからもうそれで、“もう人と会うのって大変やな。外出るのって大変やな”って、家に引きこもって、ゲームという恋人ができました」と笑いながら明かした。
長らく“関西の至宝”といわれる斎藤アナは、週刊誌の「芸能界が狙う地方局アナ30人」企画で1位に選ばれたこともある。同局では赤江珠緒、山本モナ、ヒロドらがフリーに転身している。