【光る君へ】ユースケ・サンタマリア、前回“ナレ死”から前進も「最初から最後までいてみたい」
俳優のユースケ・サンタマリアが25日、NHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)の第32回について、同作品で安倍晴明を演じた思いを同ドラマの公式ホームページの企画「君かたり」で明かした。
安倍晴明を演じきったユースケ・サンタマリア
俳優のユースケ・サンタマリアが25日、NHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)の第32回について、同作品で安倍晴明を演じた思いを同ドラマの公式ホームページの企画「君かたり」で明かした。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
「君かたり」は注目シーンなどを撮り終えたキャストが現場で撮影シーンや演じる人物への思いを語る企画。
「もう終わりなのかという感じですよ。僕はいつまで出るかというのを聞かされていなくて。思った以上に長くいられたと言いましょうか、1年いられたので。長くいたかったので、1年いられたということで、もし次機会があるようでしたら最初から最後までいてみたいですけどね。1年同じ役を演じるなんてこともめったにないので、大河ドラマならではというか、大河でしか、なかなかできない体験ですよね。前回は僕ナレーション死だったんですよ。だから亡くなるならしっかりと亡くなりたいと思っていたので、今回、結構大事に書いていただいた。大石静さんからね。監督からも大事に撮っていただいた感じがすごいひしひしと感じてすごくうれしかったです」
須麻流(DAIKI)への思いも紹介した。
「須麻流はね、僕の大事な相棒というか、片割れというか2人で1人という感覚でやっていました。だからDAIKIくんが、須麻流がいてくれたら調子もいいし、ちょっと自信も持てるというか、安倍晴明としてね。でもいてくれない日も結構多くて(笑)。『いつもいるんじゃなかったの?』みたいな。世間では実は僕にしか見えていない式神なんじゃないかとか、そういうふうに言われたり。それを否定も肯定もするつもりはないし、僕自身は須麻流という僕の大事な相棒、右腕、頼りになる相方ということでやっていましたけど」
藤原道長(柄本佑)についても言及。
「基本的に好きなんですよ、道長様を、安倍晴明はね。お父上(藤原兼家)とも僕はずっと長いこと関係性があったんだけど、その子ども、何人かいるんだけど、その中でも道長様という人間にほれていたというか、だから晴明としても前半と後半でまるでちょっと違うというか、最初はちょっと腹黒いビジネスマンみたいな感覚の安倍晴明。後半はなんかメンターみたいな、道長にとってのね。彼を導く立場の人間みたいにちょっと役どころも変わってきたような気がして、それがすごく面白かったですね」