ゆりやん、『探偵!ナイトスクープ』卒業 「ハリウッドスターになりたくて」渡米決断
お笑い芸人のゆりやんレトリィバァがABCテレビ『探偵!ナイトスクープ』(金曜午後11時17分)から、9月6日の放送回を最後に卒業することが26日、発表された。
2023年4月14日の放送回から登場
お笑い芸人のゆりやんレトリィバァがABCテレビ『探偵!ナイトスクープ』(金曜午後11時17分)から、9月6日の放送回を最後に卒業することが26日、発表された。
「アメリカでお笑い芸人として売れたくて、ハリウッドスターになりたくて」という理由で渡米することを発表していたゆりやん。9月6日の放送回を最後に番組を卒業することとなった。
ゆりやんは、番組史上6人目の女性探偵として2023年4月14日の放送回から登場し、体を張った持ちギャグも駆使しながら、爆笑ネタや依頼者に寄り添うあたたかな探偵ぶりで活躍。局長代理としても自作の俳句(?)を詠むなど、オリジナリティーを発揮していた。
この日の顧問は、3回目の出演となる俳優の溝端淳平。毎回、真面目なコメントをしても、ゆりやんから逆ギレされて毒を吐かれるという珍妙な関係性がすっかり定着していた。『ナイトスクープ』が大好きな溝端は「最近では、生き別れの双子のネタがすごかったですね。あれはギャラクシー賞とったんですか?」と質問。実は、このネタを調査したのがゆりやん探偵で、静かなしっかりした口調で「(ギャラクシー賞)とります」と宣言した。
また、桂二葉局長代理から、今回がゆりやんの卒業回だと発表されると、観覧席からは「えー!」と大きなどよめきが。溝端が「ほんとに悲しいですよ。寂しい」と言えば、ゆりやんは「ほっとけ!」と照れ隠しのツッコミを。しかし、続けて「でも、いつも仲良くしてくれて……」と続けると、溝端は「こちらこそです。この場でしか、ゆりやんさんと会う機会はないんですけど、スタッフさんも普段から大親友かのように思ってらっしゃって、ゆりやんさんへの熱い思いをお願いしますと言われました。それぐらい、ファンでもあるので、すごく寂しいです」と心の内を明かした。
さらに、エンディングのあいさつでゆりやんは「勝手なことなんですけど、ハリウッドスターになるためにアメリカに行くことを決めました。ずっと夢だった『探偵!ナイトスクープ』の探偵になることをかなえていただいて、私は夢を見てるのではないかと、まだ思っています。それもこれも、皆さまが応援してくださって受け入れてくれたから。おかげで、探偵の皆さんもいつも本当に優しくて、優しかったです。こんな伝説の番組に皆さんとご一緒させていただけたことを、非常にありがたく思います。私が本当にちゃんと探偵をできていたかは分かりませんが、チェックしてみたいと思います」と言い、いきなりピンポンボタンを手に、体中をチェックし始めた。
最後には、同時期に女性探偵として就任した二葉から花束が。二葉が涙声で「楽屋が一緒で。だからめちゃ寂しい。いつも楽屋でオナラしてはったから」と暴露すると、ゆりやんは番組最後の一発を「ぶー」とお見舞い。彼女らしい笑いと涙のパフォーマンスで、明るくキュートに番組を旅立った。