パリ五輪金のレスリング・文田、壮絶な減量にスタジオ衝撃 決勝前日も「サウナスーツ着て夜中の1時まで」

パリ五輪のレスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級金メダルの文田健一郎が23日、MBS『せやねん!』(土曜午前9時25分)に生出演。過酷な減量について語った。

文田健一郎【写真:ロイター】
文田健一郎【写真:ロイター】

MBS『せやねん!』に生出演

 パリ五輪のレスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級金メダルの文田健一郎が23日、MBS『せやねん!』(土曜午前9時25分)に生出演。過酷な減量について語った。

 文田は大好きなカプセルトーイ(ガチャガチャ)を回し、出たカプセルに入った質問にその場で答える“ガチャトーク”に挑戦。“過酷! 9キロの減量”のお題が出ると、「普段69キロぐらいあって。9キロ落としていくんですけど、レスリングって2日間試合があって。1日目は準決勝まで、2日目に決勝があるんですけど。1日目の朝と2日目の朝、それぞれ計量がありまして」と調整の難しさを明かした。

 初日の計量後について文田は「1日目終わって、エネルギー補給で3キロぐらい戻したので」と説明し、準決勝まで3試合戦った後は「62キロぐらい」と振り返った。文田は「(2日目計量まで)あと2キロあるんで」と前置きすると、「準決勝が終わった後はほぼ何も食べずに選手村に戻って、サウナスーツ着て、夜中の1時まで走ってました」と衝撃の告白。

 スタジオから「ええ~」と驚きの声が上がり、元プロボクサーのトミーズ雅は「ボクシングの計量、2日連続はありえへんで。ありえへん」と仰天した。文田が「決勝は朝、計量したらその後はないんで、これ(決勝)が夕方ぐらいなので……」と話すと、雅は「ほな、いっぱい食べた?」と確認。文田は「はい」と答えた後、何を食べたか聞かれ「おにぎりとか」と返しました。決勝の試合時点では「64キロぐらいまで戻ってると思います」とした。

 1日目の計量後も2日目のことを考えての食事になるため、文田は「考えながら、お水は1リッター飲んだら1キロ増えてしまうんで、500(ミリリットル)ぐらい飲んで」と詳細を明かすと、雅は「ボクサーと一緒やん」とコメント。文田は「おにぎりも食べて、ただ食べ過ぎると、もちろんここ(2日目の計量)で落とせなくなってしまうので、“いま何キロぐらい”っていうのをちゃんと(考えて)」と丁寧に答えた。

 雅は「2日目(の計量後)はもう計量がないから、ある程度食べれるんや」と聞くと、文田は「そうです。半日空いてるんで」と即答。雅は「おもしろ~。知らんかった」と満足そうに話した。

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