マリーゴールド、変則8人タッグは20分時間切れで決着つかず 林下詩美はCHIAKIに怒り「調子に乗るなよ!」

マリーゴールドが19日、東京・後楽園ホールで『MARIGOLD SUMMER GOLD SHINE 2024』を開催。ジュリアのラストマッチ(25日に新木場でエキストラマッチが開催)が行われるとあって、注目度が一気に高くなった本大会では全6試合がラインナップされた。第3試合は、林下詩美&MIRAI&ビクトリア弓月&田中きずなvsCHIAKI&ボジラ&マイラ・グレース&ゼイダ・スティールのイルミネーションマッチ。ゲーム性の高いルールで、勝ち残るのは誰なのか。

バックステージでCHIAKIヘ怒りを爆発させた林下詩美【写真:橋場了吾】
バックステージでCHIAKIヘ怒りを爆発させた林下詩美【写真:橋場了吾】

大怪獣ボジラが圧巻の2連勝もルールに泣く

 マリーゴールドが19日、東京・後楽園ホールで『MARIGOLD SUMMER GOLD SHINE 2024』を開催。ジュリアのラストマッチ(25日に新木場でエキストラマッチが開催)が行われるとあって、注目度が一気に高くなった本大会では全6試合がラインナップされた。第3試合は、林下詩美&MIRAI&ビクトリア弓月&田中きずなvsCHIAKI&ボジラ&マイラ・グレース&ゼイダ・スティールのイルミネーションマッチ。ゲーム性の高いルールで、勝ち残るのは誰なのか。

 まずはCHIAKI組がボジラのテーマで入場、ボジラには相変わらずの大声援が贈られる。一方の林下組はまず弓月&田中が入場、その後にMIRAI、林下の順でリングイン。ジュリア退団後のキーパーソンともいえる林下にも、大きな声援が贈られる。

 オーバー・ザ・トップロープルールも採用されたこの試合、いろいろあってファーストコンタクトは田中とCHIAKI。お互い譲らぬ攻防を見せた後は、林下とボジラが登場し、ド迫力のタックル合戦。ここも両者譲らず、弓月とグレースが登場。弓月が優勢になるとスティールがちょっかいを出し、ボジラが弓月をトップロープ越しに投げつけるも林下とMIRAIが見事にキャッチ、難を逃れる。

 その後、グレースに的を絞った林下組だったが、グレースが粘りに粘りCHIAKIにタッチ。逆に林下が大ピンチに陥るも、何とか弓月につなぐ。その後は一進一退の攻防が続くが、まずは弓月がスティールからローリングアローで一本。続いて、弓月&田中がグレースに的を絞り、田中がRe:DreamREAMでグレースから一本。この時点で、林下組は4人残り、CHIAKI組は2人残り。

 追い込まれたCHIAKIは、田中の脇固めでギブアップ寸前に。林下、弓月の攻撃も食らってしまいグロッキー状態になるも、なんとかボジラにタッチ。体力を残していたボジラは、4人をタックルとラリアットで吹っ飛ばす。そして弓月をジャンピングパワーボムで葬り、田中も同じくジャンピングパワーボムの餌食に。ここで両チームとも2人残り。

 ここからボジラとMIRAIがオーバー・ザ・トップルールにより失格。林下とCHIAKIが残り、お互いの得意技を繰り出すも決めきれず、20分時間切れ引き分けで終わった。

 バックステージに戻ってくるなり、林下は開口一番「おい、CHIAKI! 卑怯なことばっかり、あんまり調子に乗るなよ! お前みたいなやつが一番嫌いなんだよ」と吐き捨てるように控室へ。弓月と田中はともにボジラに負けたとあって、ボジラへの敵意をむき出しに。弓月は「このメンバーで組めたことはすごくうれしいです。でもボジラ……必ずお前をひとりでぶっつぶせるくらい強くなるから、皆さんその日をお楽しみに」と雪辱を誓った。

次のページへ (2/2) 【写真】オーバーザトップロープをめぐる緊迫した攻防
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