『インサイド・ヘッド2』洋画最速30億突破 累計動員数241万達成、『アベンジャーズ』超え記録

映画『インサイド・ヘッド2』(8月1日公開)が洋画最速30億を突破、公開からの累計動員数は241万を達成したことが19日、発表された。この結果は、『トップガン マーヴェリック』や『アベンジャーズ』超えを記録している。

映画『インサイド・ヘッド2』の累計興行収入が30億円を突破【写真:(C)2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.】
映画『インサイド・ヘッド2』の累計興行収入が30億円を突破【写真:(C)2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.】

『怪盗グルーのミニオン超変身』の25日間を大きく上回る記録

 映画『インサイド・ヘッド2』(8月1日公開)が洋画最速30億を突破、公開からの累計動員数は241万を達成したことが19日、発表された。この結果は、『トップガン マーヴェリック』や『アベンジャーズ』超えを記録している。

 全世界が涙した『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』『リメンバー・ミー』など、数々の心温まる感動の物語を贈り届けてきたディズニー&ピクサー。世界中の誰もが共感でき、深く感動できる物語が高く評価され、制作スタジオとしてアカデミー賞(R)長編アニメーション賞を最多受賞しているピクサーが新たに送り出す、どんな人の中にも広がっている“感情たち”の世界を舞台にした『インサイド・ヘッド2』が1日から公開された。

 SNS上でも「とっても共感できて、大人こそ観てほしい映画だなって思った」「自分の今の環境がライリーと重なるところがあってすごく共感出来たし感動した」など、“共感の嵐”が吹き荒れる中、公開3週目を迎えた週末の8月16日~18日は動員数37万2169人を記録し、週末動員ランキングで堂々の2週連続No.1を獲得。公開から8月18日までの累計動員数は241万1640人を達成した。

 さらに累計興行収入は30億9051万4000円となり、2024年の洋画作品最速の公開18日間で興行収入30億円(前夜祭興行を含む)を突破。これは、『怪盗グルーのミニオン超変身』の25日間を大きく上回る記録となった。

 お盆休み期間中もその勢いは衰えることなく、小さい子ども連れの家族や10代の学生はもちろんのこと、20代以上の大人の男女からも支持されており、大人も自分自身の姿を重ね合わせて「大人泣き」できる作品という高い評判が広がっている。

 先日、公開されたケルシー・マン監督からの優しさにあふれたメッセージにも日本中から大きな反響を呼んでおり、SNSでは「素晴らしい映画すぎていつのまにか号泣してた…何回でも観れる事なら観たい!ケルシー監督の言葉が観た後だとさらに沁みる」、「心が折れてしまった時に何度も何度も見に行きたい最高の一作でした。私もいつかありのままの私を好きになれるようになりたいです」、「本当にこの作品を見れた事で気が楽になった。感情達は私の為を思って表してくれるんだ、1人じゃないんだって。みんな見てほしい」と、鑑賞時の感動を思い出し共感を語る声が多く上がっている。

 さらに、世界興収は現在までに16億2599万4000ドル(約2395.7億円)を突破し、日本でも大ヒットした『トップガン マーヴェリック』や『アベンジャーズ』を超え、世界興行収入ランキング全体でトップ10入りを果たし、記録を更新し続けている本作。その勢いはまだまだ留まるところを知らない。

 ケルシー・マン監督は「幼い頃、僕は自分が好きで、祝福されるに値する存在だと思っていました。ですが、歳を重ねると、自分に厳しくなり、自分が好きでなくなりました。自分には価値がないように感じるようになったのです。僕は、そういった感情に対してどう向き合うか、自分自身を受け入れることについて語る映画を作りたいと思いました。欠点が『あるにもかかわらず』ではなく、欠点が『あるから』自分を愛してほしいと語る映画を。自分には価値がないのでは、という不安を抱えたことは誰もがあるはず。でも、あなたにはそのままで価値があるのだと知ってほしい。この映画を観終わった人たちが、鏡を見て、そこに映るすべてを、素直に愛してくれたら素敵だなと思います」とコメント。

 また、SEKAI NO OWARIが歌う日本版エンドソング『プレゼント』への絶賛コメントも多くあふれている。本楽曲は2015年にNHK合唱コンクール中学生の部の課題曲として制作され、メンバーのSaoriが葛藤の多かった中学生時代を思い出しながら手がけた1曲。友人関係や将来への“シンパイ”から感情の嵐に巻き込まれるライリーに“感情たち”が優しく手を差し伸べているかのように、「ひとりぼっちにさせないから、大丈夫だよ」という歌詞が、Fukaseの優しく包みこむような歌声で印象的に響いている。

 ライリーと同じように感情の嵐を抱えながらも毎日頑張っている、あらゆる世代の心に優しく寄り添い、失敗したことや上手くいかないこと、辛いと思うことも、きっといつか自分の人生の「プレゼント」なんだと思える日が来るという楽曲のメッセージが、『インサイド・ヘッド2』のテーマと合致しているということで日本版エンドソングに決定した。

 SNSには「セカオワのプレゼントがぴったりで最後沁みました、、、。」、「最後のセカオワの曲が良すぎて涙」、「歌詞が素敵でエンドロールで涙ポロポロだった」など絶賛のコメントがあふれている。

※世界興行収入は、8/19付けBox office mojo調べ/1ドル147.34円計算

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