お相撲さんの“歌声”に視聴者「涙出た」「恋に落ちた」「ずっと心奪われてる」と反響続々

フジテレビで15日、特番『大相撲部屋対抗!大食い&歌うまバトル』が放送された。力士の歌声に視聴者から「恋に落ちた」「ずっと心奪われてる」と反響が上がっている。

錦富士【写真:X(@sumokyokai)より】
錦富士【写真:X(@sumokyokai)より】

特番『大相撲部屋対抗!大食い&歌うまバトル』が放送

 フジテレビで15日、特番『大相撲部屋対抗!大食い&歌うまバトル』が放送された。力士の歌声に視聴者から「恋に落ちた」「ずっと心奪われてる」と反響が上がっている。

 番組では、出羽海一門、高砂一門、二所ノ関一門、時津風一門、伊勢ヶ濱一門の5つの一門の力士たちが、スタジオに一挙集結。番組チェアマン(MC)を務める草彅剛のもと、相撲の世界における“最強の大食漢”と“最強の歌声”を決めるべく、55人の現役力士が真剣勝負を繰り広げた。

 最初のブロックでは、それぞれの相撲部屋で受け継がれてきた秘伝の“ちゃんこ鍋”と“力士飯”を、食って食って食いまくる「大食いバトル」を開催。各一門を代表する大食い自慢の力士が2人ずつ、1時間とにかく食べ続け、その量(グラム数)で勝敗を決するという、正真正銘の大食いガチバトルが繰り広げられた。

 大食いバトルが始まると、猛スピードで次々と平らげていく力士たちの姿に、チェアマンの草彅をはじめ、スタジオゲストのシソンヌ・長谷川忍、ギャル曽根、松村沙友理も、驚くばかり。結果は、二所ノ関一門が1万3800グラムとなり、見事優勝を獲得した。テールスープ16杯、お好み焼き7皿、巾着焼き7皿、純レバ4皿、ご飯18杯を助っ人を含む3人で平らげた。

 続いては、各一門から5人の歌うま力士が登場し、合唱対決を繰り広げる「歌うまバトル」開幕。相撲界では普段お世話になっている親方や女将さんたちに力士が土俵の上で感謝の気持ちを込めて歌う“相撲甚句”(すもうじんく)という伝統的な文化にちなんでいる。それぞれが、およそ1か月間、日々の稽古の合間に一門で集まり、歌の練習を重ねてきた成果を披露した。

 どれだけ“魂を揺さぶる力強い歌”を歌えるかを競い合う。出羽海一門からは御嶽海、豊昇龍、志摩ノ海、美ノ海、狼雅。高砂一門からは朝紅龍、北勝富士、水戸龍、朝志雄、朝乃若。二所ノ関一門からは、隆の勝、輝、白鷹山、友風、阿炎。時津風一門からは錦木、時疾風、翔猿、大栄翔、若元春。そして伊勢ヶ濱一門からは、尊富士、錦富士、伯桜鵬、翠富士、熱海富士が出場した。

 出羽海一門が歌うのはMrs.GREEN APPLEの『青と夏』、高砂一門はclassの『夏の日の1993』、二所ノ関一門は福山雅治の『虹』、時津風一門は秦基博の『ひまわりの約束』、伊勢ヶ濱一門は一青窈の『ハナミズキ』と、どの一門も、夏にふさわしい叙情的な楽曲に挑戦した。

 審査員を務めるのは、東京都合唱連盟理事長の辻秀幸氏、元関取で歌手として活躍中の大至、そしてメゾソプラノ歌手の藤田彩歌。さらに、チェアマンの草彅も審査に参加した。3人の審査員がそれぞれ100点満点で評価する中、草彅は、10点満点の“魂ポイント”で独自の審査を行った。

 仲間同士で楽しそうに、それでいて真剣に、歌詞の意味をかみしめるように歌う力士たち。高砂一門の合唱に藤田は「感動して泣きそうになりました。合唱の醍醐味である、お互いの声をしっかりと聴いて、1つの作品にするところまでいけていたので本当に素晴らしかった」と絶賛した。

 そして、伊勢ヶ濱一門の『ハナミズキ』で、錦富士はソロ歌唱する場面もあった。魂揺さぶる歌声にネット上では「伊勢ヶ濱一門めっちゃ上手くてびっくりした」「錦富士のヴォーカルにずっと心奪われてる」「錦富士の声、素敵」「お相撲さんってこんなに可愛かったんか! ハマりそう」「歌声がタイプ過ぎて涙出た 恋に落ちた」「歌うまー!」という声があがった。

 結果は伊勢ヶ濱一門が1位、2位は二所ノ関一門、3位は時津風一門となった。大食いバトル、歌うまバトルの結果を踏まえ、最終的には伊勢ヶ濱一門、二所ノ関一門が同率優勝した。優勝賞品は「鶏肉1年分」だった。草彅は「仲良く分けて、たくさん食べて強くなってください」とエールを送った。

次のページへ (2/2) 【動画】力士たちが実際に熱唱するシーン
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