松下奈緒が主演を務めるテレビ朝日系連続ドラマ『スカイキャッスル』（午後9時）の第4話が15日に放送された。今回は、田牧そら演じる光洋学園中等部の新3年生・山田未久が新たな展開を迎えた。

（以下、ドラマの内容に関する記載があります）

　同作は、世界的ヒット作『梨泰院クラス（イテウォンクラス）』（20年）を手がけた韓国の大手スタジオSLLが制作し、韓国のケーブルテレビ局・JTBCで2018年～19年に放送された『SKYキャッスル～上流階級の妻たち～』の日本版。今回はSLLと『梨泰院クラス』の日本版『六本木クラス』（22年）の制作陣が再びタッグを組み、日本を舞台にセレブ妻たちの“壮絶マウントバトル”を描く。高級住宅街・スカイキャッスルに住み、名門・帝都病院の医師を夫に持つ裕福な妻たちが、“裕福で幸せそうに見える暮らし”の中で、夫の出世バトルや子どもの受験バトルなど頂点を極めるために対抗心を燃やす。

　未婚の母・山田希美（映美くらら）の一人娘の未久は、アパートで質素な生活を送りながら医師を目指し、独学で成績トップ争いの常連組となっている。しかし帝都病院に入院している希美の高額な治療費を賄うため、同級生の課題を代わりに提出し、その母親からお金をもらって稼いでいた。

　ハーバード大卒で経歴も容姿も完璧なセレブ主人公・浅見紗英（松下）はその事実を掴み、自身の娘・瑠璃（新井美羽）の生徒会長選挙のライバルである未久に、立候補を辞退するように迫る。秘密を握られた未久は立候補を辞退した。

　そんな中、希美が急死。悲しみに暮れる未久は、希美の遺品の中から写真を発見する。そこには、希美の交際相手で自身の父親でもある男性が写っていた。その相手は、紗英の夫で瑠璃の父親でもある帝都病院脳神経外科医の英世（田辺誠一）だった。

　未久に好意を寄せている同級生・南沢青葉（坂元愛登）の父で帝都病院脳神経外科医の公平（大谷亮平）は、身よりのなくなった未久を南沢家で引き取ることを提案する。妻で小説家の泉（木村文乃）も青葉も賛成するが、未久は「異性の同級生がひとつ屋根の下で住むこと」で悪いうわさが立たないかを心配する。そこで泉は紗英に、浅見家で未久を引き取れないか相談することに。

　紗英は、自身の“知られたくない過去”を知っている泉からの提案を受け入れ、未久は浅見家の地下室で生活することになった。英世は浅見家に引っ越して来た未久を笑顔で受け入れ、握手で迎え入れた。

　実の父親のもとで生活することになった未久にSNS上では、「その同居はやばいというか潜り込む気満々やろ絶対w」「来週から未久ちゃんがどう振り回していくか楽しみ」といった反応が。また、「未久は実父のもとへこっそり潜り込んで何をする気だろう」「未久が第二のヒロインのようになってきた。この子が浅見家にどう取り入っていくのか」と今後の展開を期待する声もあがっている。