森田剛、橋本愛の膝枕&頭ナデナデで「子どもにかえる」「すごく勇気づけられるシーンだった」

俳優の森田剛が16日、都内で行われた主演映画『劇場版 アナウンサーたちの戦争』の初日舞台あいさつに登壇した。同作にまつわるトークを展開した。

初日舞台あいさつに登壇した森田剛【写真:ENCOUNT編集部】
初日舞台あいさつに登壇した森田剛【写真:ENCOUNT編集部】

映画『劇場版 アナウンサーたちの戦争』舞台あいさつ

 俳優の森田剛が16日、都内で行われた主演映画『劇場版 アナウンサーたちの戦争』の初日舞台あいさつに登壇した。同作にまつわるトークを展開した。

 同作は、戦時中に「声の力」で戦意高揚・国威発揚を図り、偽情報で敵を混乱させた日本放送協会と、天才と呼ばれた和田信賢(森田)らアナウンサーたちの活動を、事実をもとに映像化。放送と戦争の知られざる関わり、そしてアナウンサーたちの苦悩と葛藤を描く。

 森田はマイクを手にすると「素敵な作品に参加できたことを本当に嬉しく思いますし、監督がずっと『映画にしたい』とおっしゃっていたので、この日を迎えられて嬉しく思います」と心境を述べた。

 アナウンサーで妻役の橋本愛に膝枕をしてもらうシーンにも言及。「『どうやって膝枕に入っていけばいいんだろうな?』と思っていた。監督が『かかとを使うんだよ』と。奥さんのかかとを引っ張って、そこから膝枕に入っていくという演出だった。『よっしゃ~』と思ってやった。そのあたり橋本さんが、髪の毛、『頭なでていいですか?』ということだったりとか、なんか子かえるにかえるというか、女性は強いな、と思った。膝枕していても、(物語上において)同じ方向を見る、という姿もいいなと思った。すごく勇気づけられるシーンだった」と話した。

 舞台あいさつには、演出(監督)の一木正恵氏も出席。「多くの災害が戦争時代は隠されていた」と話し、台風が理由に思われる会場の空席を見て「空いている席にも、1人ひとりの色んなドラマがあったんだろうんと思って、愛おしいなという風に思います。そして、今日来てくださった皆様方、(会場に来るまで)とても大変だったと思います。本当にありがとうございます」と頭を下げた。

 続けて一木氏は「和田信賢はダーティーヒーローであったり、ピカレスクという風にも言いますけど、清濁あわせ飲んだ、善も悪も演じられる方と考えたときに、俳優として森田剛さんという方の、これまでの作品を見て、ものすごい信頼感があったし、自分が思う予想のはるか上までぶっ飛んでいく感じがあった。そこに絶対の信頼感を置いてお願いした。私自身、会うときに怖くなってきちゃって。役の感じとかをイメージすると、『すごい怖い人だったらどうしようかな』とちょっと思ったりもしていた(笑)」と明かしつつ、「優しいですし、謙虚な方」とフォロー。

 すると森田が「たしかに、(初対面など)『なかなか目が合わないな?』と思っていた」と振り返り、会場の笑いを誘った。

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