【虎に翼】母・花江への愛に感動 息子たちの姿に婚約者は感涙も「『直』ばっかり…」

俳優の伊藤沙莉が、主人公・寅子を演じるNHK連続テレビ小説『虎に翼』(月~土曜午前8時)。15日に第99回が放送され、寅子の家に航一(岡田将生)がやってくる様子が描かれた。猪爪家では花江(森田望智)と、婚約者と結婚後も同居したいと言う直明(三山凌輝)がケンカ中だったが、家族裁判が行われ、花江の長男・直人(青山凌大)、次男・直治(今井悠貴)の思いが伝えられるとSNSでは「泣けた」という声であふれた。

家族会議を開いた猪爪家の人たち【写真:(C)NHK】
家族会議を開いた猪爪家の人たち【写真:(C)NHK】

第99回では直明と花江の同居をめぐるケンカの家族裁判

 俳優の伊藤沙莉が、主人公・寅子を演じるNHK連続テレビ小説『虎に翼』(月~土曜午前8時)。15日に第99回が放送され、寅子の家に航一(岡田将生)がやってくる様子が描かれた。猪爪家では花江(森田望智)と、婚約者と結婚後も同居したいと言う直明(三山凌輝)がケンカ中だったが、家族裁判が行われ、花江の長男・直人(青山凌大)、次男・直治(今井悠貴)の思いが伝えられるとSNSでは「泣けた」という声であふれた。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 猪爪家には直明が婚約者の玲美(菊池和澄)も連れてきた。直明は同居したい理由を母親代わりで尽くしてくれた花江に親孝行をしたい、恩返しをしたいからだと説明した。すると、直人が「息子は僕と直治です」と語ると、戦争で亡くなった父・直道(上川周作)から出征前、「直人、直治。お母さん頼んだよ」と言われたと回想。直人は「だから、その役目は僕らのものです」。直治も「直明兄ちゃんは、今までもずっと俺らのために頑張ってくれたんだから、もういいんじゃない?」と語った。

 花江は「結局、私は誰かに世話をしてもらうしかないのよね……直人と直治に老後の世話をあてにするみたいなのはよくない気がして」と語った。すると、直人は語気を強め「これまでたくさん世話してきてくれたお母さんの当然の権利だよ。俺らお母さんに幸せでいてほしいだけだよ」と語った。

 このやり取りを聞いていた玲美も「なんていい子! いい子すぎて怖いくらい……『直』ばっかり……」と涙していた。

 SNSでは「息子にこんなこと言われたら大泣きする」「また泣かされた」「泣いちゃった」「不意にボロボロ泣ける回だった」「笑って泣いて笑って、ありがとう」「面白くない時がない」「直人君すごい」「猪爪家のわちゃわちゃ好き」という、家族愛にあふれたシーンに感動の声が多かった。

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