なにわ男子・高橋恭平の“斜め上”な読み間違いに総ツッコミ「なんでやねん!」
なにわ男子が13日、横浜アリーナでコンサートツアー『なにわ男子 LIVE TOUR 2024 ‘+Alpha’』を開催。藤原丈一郎、道枝駿佑、大橋和也、大西流星、西畑大吾、長尾謙杜、高橋恭平が“なにふぁむ”(ファンネーム)を魅了した。
横浜アリーナでコンサートツアーを開催
なにわ男子が13日、横浜アリーナでコンサートツアー『なにわ男子 LIVE TOUR 2024 ‘+Alpha’』を開催。藤原丈一郎、道枝駿佑、大橋和也、大西流星、西畑大吾、長尾謙杜、高橋恭平が“なにふぁむ”(ファンネーム)を魅了した。(取材・文=幸田彩華)
なにわ男子は6月28日の北海道公演より、全国9か所を回るコンサートツアーを開催中。最新アルバム『+Alpha』を引っ提げたツアーを行っている。スタイリッシュな演出となにわ男子の“煌めき”が融合された公演内容。今年は全9都市42公演。約43万4000人を動員予定。
本公演では、全30曲を披露。ヴィヴァルディ「四季」より「春」をモチーフにしたオープニング楽曲『NEW CLASSIC』や、ベートーヴェン「第九」第4楽章をモチーフにした『Live in the moment』をはじめ、Overtureや公演中にもクラシック音楽が使用された。
開演時間になると、会場が暗転し、色とりどりのメンバーカラーのペンライトが一斉に輝き始めた。その光景は、ファンたちの期待感と興奮を象徴するように、美しく会場を彩った。
オープニングは『NEW CLASSIC』で幕を開け、メンバーは本ステージの階段下から登場。道枝が「どうも、なにわ男子です。いまから俺たちが楽しませていくから、最後まで楽しんでいこうぜ!」と力強くあいさつし、会場のボルテージを一気に上げていった。
『Join us !』では、道枝と大橋がキスしそうな距離まで顔を近づけるシーンがあり、観客を大いに沸かせた。『Happy Happy Birthday!!』では、客席にメンバーの顔がプリントされた巨大なバルーンが登場し、観客である“なにふぁむ”が手で押し上げながらアリーナ席を移動させていった。これにより、会場全体に一体感が生まれた。
さらに、本ステージには約10メートルの巨大ななにわ男子のバルーンが登場し、メンバーがゲームに挑戦する場面も。ゲームのルールは、アリーナ席を移動している自分の顔がプリントされたバルーンを誰が一番早く本ステージに持っていけるかというもので、ご褒美はメロンケーキだった。結果、西畑が見事に一位を獲得し、メロンケーキをうれしそうに頬張る姿を見せた。
MCでは、YouTubeの生配信を実施。サブスク解禁や初となるアジアツアー開催決定をサプライズ発表した。この突然の知らせに、会場は驚きや喜び同時にどよめきも起きた。西畑は「いつか海外でライブしたいよねという夢を語り合っていた。叶うことができてすごくうれしい」と喜んだ。
藤原は、メンバーの高橋が「ASIAツアー」の文字を見て「芦屋?えっ、兵庫の芦屋?」とローマ字で読んで勘違いしていたことを暴露。これに対して、メンバーから「なんでやねん!」と一斉にツッコミが入り、会場は笑いに包まれた。
後半戦に続くと、会場のボルテージもヒートアップ。大西主演の映画『恋を知らない僕たちは』主題歌となっている28日発売の、7th シングル『コイスルヒカリ』などを披露していった。
『サチアレ』『ハッピーサプライズ』の場面では、メンバーが会場の上階の観客席を歩き、よりファンと近い距離でパフォーマンス。会場に集った一人ひとりに向けて手を振った。道枝は、ファンが持つオリジナルうちわ「エアハグして」に応じるなど“神ファンサ”の連続。女性ファンは「やばい!」と大興奮していた。
『名もなき旅人』披露中には最新の映像テクノロジーを使用した7本のシールドがメンバー頭上より登場。歌唱中にはメンバー7人を覆い、映像技術と一体したパフォーマンスを見せた。
クライマックスでは『Snap!』歌唱時に、ビジョンに投映されたメンバーの集合写真、約5万枚が客席へ降り注いだ。
アンコールでは、本ツアーのオフィシャルグッズのTシャツに着替えた姿で再度登場。高橋は、頭に赤タコのぬいぐるみを乗せて、注目を浴びた。
締めくくりは、メンバーがマイクを使わずに「なにわ」と呼びかけ、なにふぁむが「男子ー」と応えた。銀テープが降り注ぐ中、メンバーは晴れやかな笑顔でステージをあとにした。