アイドルグループ・虹のコンキスタドールが12日、都内で「虹のコンキスタドール 10th ANNIVERSARY BOOK 『Rainbow Memories』」（徳間書店）の発売記念イベント取材会に出席した。各メンバーが10年間の道のりを振り返った。

　的場華鈴は「これまで虹コン、何年経っても『フレッシュですよ～！』という顔でやってきた」ものの、「最近『10周年を迎えました！』と打ち出していくたびに、『あれ？　（アイドル業界で）実はベテランなんじゃない？』とバレ始めることがかなり増えてきた（笑）。でも、こうやって、ピチピチにフレッシュにライブができるのは、できていると信じたいんですけど（笑）、できているのはいろいろこの10年間で、形を変えてきたりだとか、環境も変わってきたりだとか、そういうもののおかげかな、と思います。この10年間で虹コンに関わった人全員で、10年続いてきたことを誇っていきたいです」とニッコリ。

　移り変わりの激しいアイドル業界で10年間続けられた理由について、鶴見萌は「一番の理由は虹コンが、虹コンだからかな、と思っています」と持論を展開。次いで「虹コンって、虹コンなんですよ（笑）。虹コンって……虹コンのメンバーしか入ってこない」と繰り返して笑った。

　これまでの道のりを振り返って的場は「大変な時期が、いい時期より比率の多いグループだったのかな」と回顧。「いい時期も、同時に何か大変なことが起こってるみたいな（笑）。何かこう、壁を割りながら進んでいったような」と表現。「そういう部分を経験してきたからこそ、屈強なグループとして10年間続いたのかな？」と屈託のない笑顔を見せた。

　同書籍は、結成10周年を記念したフォトブック。学校を舞台に「終わらない文化祭」というテーマでグラビアを撮影。8月17日をもってグループを卒業する岡田彩夢、神田ジュナをはじめ、予科生を含めた総勢16人のメンバーたちが青春感あふれる仲むつまじい姿を見せている。また、ステージ衣装から厳選された34種類の衣装を図鑑形式で掲載する。