日本テレビは11日、お笑いタレント・やす子に対して不適切な投稿をしたタレント・フワちゃんについて、番組基準、人権方針に基づいて「今後の出演については予定しておりません」とコメントした。フワちゃんはこの日、当面の間の活動休止を自身で発表している。

　同局はENCOUNTの取材に応じ、フワちゃんについて「当社の番組基準や人権方針に基づき、既に収録済みのものについては適切に対応します。今後の出演については予定しておりません」とした。

　フワちゃんがレギュラーだった『行列のできる相談所』（日曜午後9時）については収録済みの11日放送に加え、18日放送分にも出演しているが、「適切な対応」として、登場シーンを編集で極力カットするとみられる。

　同局は前日まで9日午後の段階で、11日放送の『行列のできる相談所』について「ラインアップ変更の予定はありません」と回答し、同番組の次週以降を含め、他の番組への出演については「未定」としていた。

　なお、フワちゃんは11日午前、Xを更新し、当面の活動休止を発表。「この度の件の責任の重さを考え、一つの区切りとして、しばらくの間、芸能活動をお休みさせていただくことにしました。活動休止期間は、自分のことを見つめ直す時間にできればと思っております。反省して、精進します」としている。

　不適切投稿をしたフワちゃんのついては、ニッポン放送がいち早く対応。9日に『フワちゃんのオールナイトニッポン0』（月曜深夜3時）からフワちゃんが降板することを発表し、番組公式サイトに「当社の番組基準や人権方針に基づき、既に収録済みのものについては適切に対応します。今後の出演については予定しておりません」と記している。